アトレティコとバルサと優勝争いを続けるために、レアル・マドリーはホームでのエイバル戦で失敗するわけにはいかなかった。結果…

アトレティコとバルサと優勝争いを続けるために、レアル・マドリーはホームでのエイバル戦で失敗するわけにはいかなかった。結果、前半の終わりにマルコ・アセンシオが、後半にはカリム・ベンゼマがゴールを決め、エイバルを2-0で下した。
ベンゼマの公式戦5試合連続ゴールでレアルがエイバルに完勝...乾は後半から出場
後半のほとんどが雨と雹に見舞われたこの試合では、スリルと興奮は序盤に訪れた。ゴールを決めたアセンシオは、その数分前にもバックヒールでネットを揺らしたが、VARでオフサイドが確認されたためスコアボードに反映されなかった。
後半、バルデベバスのスタジアムは嵐が吹き荒れ、パス回しが非常に困難となったが、マドリーはベンゼマのヘディングシュートで2-0とリードして試合を終えることができた。
■GK
ティボー・クルトワ(7点)
『タイムリー』
必要に応じて試合に介入した。最も優れたプレーは相手選手によってもたらされたのではなく、雨風によりバックパスがゴールに入りそうなったのを、スライディングで防いだ場面だった。
■DF
エデル・ミリトン(5点)
『神経質』
守備陣の中で最も躊躇していた一人であり、特にピッチ上の条件がベストではない時にミスを犯していた。ジダンのチームにとって、このようなミスは致命的だ。
ナチョ(6点)
『リスキー』
もしイエローカードを提示されてしまったら、ナチョはクラシコを欠場することになっていた。彼にとってもマドリー全体にとっても幸いなことに、彼のタックルはイエローカードと判定されなかった。
フェルランド・メンディ(7点)
『適切』
マルセロが攻撃する間、左サイドでブロッカーとして活躍した。彼を3バックに含めたことはジダンがこの試合でした優れた判断の一つだった。
■MF
ルーカス・バスケス(6点)
『意欲』
常に攻撃を仕掛けていたバスケスは、ディフェンスゾーンでやや苦戦していたがチームを心配させるようなこと場面は無かった。
マルセロ(7点)
『大胆』
メンディがサポートしていたために、マルセロはディフェンス面でプレッシャーから解放され、自分の得意とするプレーをしていた。ベンゼマとの息もピッタリで、マルセロのプレーはロス・メレンゲスにとって非常に価値のあるものだった。
カゼミロ(7点)
『熱心』
自陣でも敵陣関係なく駆け回り、十二分に存在感を発揮した。中盤の軸としてカゼミロが存在しないマドリーは想像できない。
ルカ・モドリッチ(8点)
『見事』
この試合の最も困難な数分間を乗り切るために、またしても「マスタークラス」のサッカーを披露した。相手ディフェンスを崩し、創造力に富んだプレーを見せた。
イスコ・アラルコン MF 5点
人畜無害
イスコはまだベストな状態にはほど遠く、以前の特徴的な輝きを無くし、中盤で浮いた存在になってしまっている。彼はゲームの流れにほとんど何も貢献していなかった。
■FW
マルコ・アセンシオ(9点)
『ストライカー』
3試合連続でゴールを決めた11番は、美しいバックヒールのゴールをVARに取り消されドブレテを逃した。正真正銘のゴールはファーストタッチが全てだった。
カリム・ベンゼマ(9点)
『完璧』
以前からプレーを組み立てるのに十分な能力を持っていたが、エイバル戦では再び“キラー”としての頭角を現し、アセンシオと同様にキャリア最長となる5試合連続ゴールで試合を決めた。
■途中出場
トニ・クロース(6点)
『調整役』
文字通り嵐が吹き荒れる中、ゲームを落ち着かせるために登場した。このような悪条件の中で、クロースは調整役として奔走していた。
ロドリゴ・ゴエス(4点)
『存在感無し』
後半、混乱の中で投入されたロドリゴだが、ほとんど目立たなかった。
ヴィニシウス・ジュニオール(7点)
『爆発的』
彼の登場はマドリーの左サイドを勢いづけ、エイバルのディフェンスを苦しめた。素晴らしいスタートを切り、ベンゼマの得点をアシストし勝利に貢献した。
セルジオ・アリーバス(6点)
『勇気』
誰よりも奔走しなければならなかった下部組織出身の選手は、本来のポジションではなかったものの役割を全うした。ジダンは彼のパフォーマンスを見て笑顔を隠さなかった。
マリアーノ・ディアス(-)
『物足りない』
10分ちょっとしかプレーすることができなかったが、ほとんど試合に介入しなかった。彼の投入はベンゼマに少し休みを与えたに過ぎなかった。