アンデルレヒトやPSVなどで活躍した元ベルギー代表のジル・デ・ビルデ氏は2日(金)、レアル・マドリーの同胞ストライカー、…

アンデルレヒトやPSVなどで活躍した元ベルギー代表のジル・デ・ビルデ氏は2日(金)、レアル・マドリーの同胞ストライカー、エデン・アザールについて、「自分の才能に頼ってキャリアを過ごしてきたが、一度もうまくいかなかった」と酷評した。
大成できなかった元DFがアザールを妬む「才能だけでトップに...これが現実」
「世界最大のクラブに行き、クラブ史上最高の契約をし、クリスティアーノ・ロナウドの後継者になるはずだったのに、太りすぎてしまった。それがエデン・アザールだ」と、元ストライカーはベルギーのオランダ語圏の新聞『Het Laatste Nieuws』のコラムで批判している。
アザールは右足腸腰筋の負傷からの回復が最終段階に入っており、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリヴァプールとの試合には間に合う見込みだ。
しかし、デ・ビルデは、怪我を繰り返すアザールが「マドリーを納得させるのは不可能」だと語った。「アザールが物理的な基盤を持つことを学ばなかった。彼が100%の状態で解放されたプレーをすることはないと感じている」
同様に元ベルギー代表FWは、アザールのようなクリエイティブな選手は、「ピッチ上のその場で創造性を発揮することに快感を覚えなければならない」と話し、彼がフィットしていれば、「15分で違いを生むほどの才能」と認め、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は「アザールを欧州選手権に連れて行かなければならない」と結論付けた。