マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの代役確保に動かない可能性を示唆した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 先日にアグエロの今季退団が決定したシティ。その後継者としてドル…

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの代役確保に動かない可能性を示唆した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

先日にアグエロの今季退団が決定したシティ。その後継者としてドルトムントが移籍金1億8000万ユーロ(約234億3000万円)を求めているといわれるノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの争奪戦に名前が挙がるが、現実的なオプションとしてサウサンプトンでプレーするイングランド代表FWダニー・イングスの獲得が取り沙汰されてもいる。

しかし、グアルディオラ監督は「かけがえのない存在」だと評すアグエロに代わるストライカーの獲得を非現実的なものとして認識しているようだ。アグエロの後釜となれば、それなりの高額投資が必要になってくるなか、3日に行われるプレミアリーグ第30節のレスター・シティ戦に先駆けた会見で新たなストライカー獲得に否定的な見解を示した。

「今、トップチームに十分な選手がいる。アカデミーにも面白い選手がいるんだ。だから、今の世界的な経済情勢も考えると、来シーズンにストライカーと契約するつもりはない」

「現状の価格帯でいかなるストライカーも獲得しない。不可能だ。我々にそんな余裕なんてない。(新型コロナウイルスの感染拡大で)あらゆるクラブが財政的に苦しい状況にあり、我々も例外じゃないのだ」

「我々にはガブリエウ・ジェズスがいる。今季、そのポジションで信じられないような活躍をするフェラン・トーレスだっているんだ。それに、アカデミーの若手もいて、偽9番を用いて何度も戦っている」

「どうなるかわからないが、次のシーズンに向けてストライカーを買わないかもしれない。今日のところは買わない可能性の方が高い」