10日ぶりのリーグ戦を戦う大阪エヴェッサ、立ち上がりに攻勢をかけて主導権を握りたい

■大阪…

■大阪エヴェッサ vs 横浜ビー・コルセアーズ（＠おおきにアリーナ舞洲）

第1戦：4月3日15時5分第2戦：4月4日15時5分

　チャンピオンシップ進出を目指す西地区3位の大阪エヴェッサが、10日ぶりのリーグ戦。ホームに東地区9位の横浜ビー・コルセアーズを迎える。

　大阪は前々節と前節、対戦相手に新型コロナウイルスの陽性判定者が出たため、試合要件を充足できず相次いで中止。今節は久しぶりの試合とあってゲーム勘が心配されるが、怪我人を抱え、9人でローテーションを回す戦いが多かっただけに、選手のコンディションはフレッシュな状態になっていそうだ。

　一方で、横浜は8連敗と苦境が続く。特に試合の入りが悪く、8敗のうち5敗は第1クォーターでビハインドを背負っている。最初の10分の平均失点は23.2を数え、得点もわずか11.8。司令塔・生原秀将の負傷によって先発を務める森井健太が、8戦でわずか4点しか取れていないことも影響しているだろう。ゲームコントロールや味方の良さを引き出すアシストは長けているだけに、復調が待たれる。

　今節、大阪は立ち上がりに不安のある横浜に攻勢をかけることができるか。リバウンドから速攻を繰り出す展開を狙い、相手がゾーンディフェンスを使えば内外角から得点できるジョシュ・ハレルソンや、213センチのギャレット・スタツの高さで攻略したい。対する横浜は、森井が得点でもチームに貢献できるか。サイズのある大阪のディフェンスを引き出すために彼が3ポイントシュートを決められれば、レジナルド・ベクトンやパトリック・アウダがインサイドで力を発揮できる場面が増えそうだ。

文＝大橋裕之

■ロスター

・大阪（ヘッドコーチ：天日謙作）

伊藤達哉

エリエット・ドンリー

土屋アリスター時生

角野亮伍

藤本巧太

駒水大雅ジャック

中村浩陸

橋本拓哉 ※インジュアリーリスト

合田怜 ※インジュアリーリスト

ディージェイ・ニュービル

アイラ・ブラウン

遠藤善

ギャレット・スタツ

ジョシュ・ハレルソン