レアル・マドリー、インテル、ACミランでプレーした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、クリスティアン・ヴィエリの…
レアル・マドリー、インテル、ACミランでプレーした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、クリスティアン・ヴィエリのTwitchチャンネル『Bobo TV』でジョゼ・モウリーニョ監督を口撃した。「インテルは俺のチームであり、11年前にチャンピオンズリーグを制覇したが、良いサッカーをしているわけではなかった」と述べた。
元トッテナムFW モウリーニョを酷評「時代遅れで、古いもの」
イタリア代表として39試合に出場した元FWは、インテル時代のポルトガル人監督を一蹴している。自他ともに認めるインテルファンのアントニオ・カッサーノは、イタリアで最後にヨーロッパを制覇し、ネッラズーロで最後のリーグタイトルを獲得したチームの成功を誇りに思っていなかった。
同ストライカーが公然とポルトガル人を攻撃したのはこれが初めてではない。
「モウリーニョのチームが良いプレーをしているとは誰も言えない。彼はチャンピオンズリーグで2回優勝しているが、それは良いプレーと同義ではない」
ジョゼ・モウリーニョ率いるインテルは、非常に明確なプレースタイルで2012年に3冠を達成した。相手に対して特に守備的かつカウンターでアプローチをとるインテルは、国内大会で優勝し、ヨーロッパでも非常に高いレベルで活躍した。インテルは、当時世界最強のチームだったペップ・グアルディオラ率いるFCバルセロナを準決勝で退け、決勝ではバイエルン・ミュンヘンをPK戦の末に破った。
■ラ・リーガでの活躍
カッサーノは、2006年から2008年までレアル・マドリーに在籍していた。ASローマで素晴らしいシーズンを過ごした後、エル・ブランコは500万ユーロ(約6億5,000万円)でこの選手を獲得したが、期待通りの活躍はできず、結局サンプドリアにレンタル移籍することになった。
イタリアに戻った彼は、サンプドリア、ACミラン、インテル、パルマ、ヘラス・ヴェローナと次々にチームを渡り歩き、キャリアを終えた。2017年にはチームがない状態になり、翌年にはプロ選手としての正式な引退を発表した。
キャリアの中で公式戦515試合に出場し、139ゴール94アシストを記録した。一方、マドリーの選手としては、29試合の出場にとどまり、4ゴール3アシストを記録した。