今年初めの「ATP250 デルレイビーチ」で決勝に進出し、世界ランキングトップ100入りを果たした20歳の新星セバスチャ…

今年初めの「ATP250 デルレイビーチ」で決勝に進出し、世界ランキングトップ100入りを果たした20歳の新星セバスチャン・コルダ(アメリカ)。元「全豪オープン」ジュニアチャンピオンでもある彼は、現在開催中の「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月24日~4月4日/ハードコート)で、マスターズ1000大会で初めて準々決勝に進出。快進撃を続けるコルダについて、伊ニュースサイトUBI Tennisが報じている。【動画】シュワルツマン戦で魅せたバックハンドのドロップショット【動画】ラケットとボールでさりげなくジャグリングするコルダ

コルダの両親は共に元プロテニス選手で、母はコルダにコート上で「猫のように」動くよう教えたという。「両親はステファン・エドバーグ(スウェーデン)のコート上での動き方、猫のように静かにネットに忍び寄る動きが大好きだったんだ。母はいつもコート上ではスムーズに、音を立てずに流れるように動くようにと教えてくれた」

「たしか“全米オープン”でデニス・シャポバロフ(カナダ)と戦った時、解説の人が僕がスムーズに動いてるって言ったんだ。それで母はすごく喜んでいたよ」

家族のつながりで、コルダは何人かのレジェンド選手と接する機会があった。例えば昨年12月には、ラスベガスでグランドスラム8度優勝のアンドレ・アガシ(アメリカ)のトレーニングを受けた。普段コルダのコーチをしているのは、1998年「全豪オープン」覇者である父ペトル・コルダ(チェコ)だ。

「僕のチームは経験において世界最高のチームの一つじゃないかな。父はグランドスラムチャンピオンで元世界ランキング2位だし、母はトップ30選手だった。元プロのラデク・ステパネク(チェコ)とは、いつも連絡を取り合ってるよ」

「そして友人であり、メンターのアンドレ・アガシ。これ以上素晴らしいチームがあるかい?もの凄い経験と知識を分けてもらっている。僕はそれらを必死で吸収して、生かしたいと思っているんだ」

コルダはツアー大会より1つ下のレベルのチャレンジャー大会で2度優勝。ツアー大会出場はまだ8回目だ。その「ATP1000 マイアミ」4回戦で、コルダは自身初となるトップ10からの勝利を、世界9位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)から6-3、4-6、7-5でつかみ取った。

注目の準々決勝では世界8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全仏オープン」でのコルダ

(Photo by TPN/Getty Images)