ヤマハレディースが開幕 女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースは1日、静岡・葛城GC山名C(6564ヤード、パー72)で開幕。上田桃子(ZOZO)は6バーディー、2ボギーの68。4アンダーとして、ホールアウト時点では暫定4位だった。プレー…

ヤマハレディースが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースは1日、静岡・葛城GC山名C(6564ヤード、パー72)で開幕。上田桃子(ZOZO)は6バーディー、2ボギーの68。4アンダーとして、ホールアウト時点では暫定4位だった。プレー後の会見では、前週に宮里藍さんらとラウンドしたことに触れ「改めて上手いなと思いながらラウンドした」と語った。

 インスタートだったこの日は11、12番で連続バーディーを奪うなど前半4つスコアを伸ばし、後半も大きく崩れずに1日を終えた。白と黒のボーダーで会見に現れ「アイアンはそこまでよくなかったが、そこさえよくなればもっとスコアが良くなるかなと思う」と振り返った。

 前週は宮里藍さん、有村智恵とラウンドしたことを明かした。助言などはそれほどされなかったようだが「私たちの時代は見て学ぶというか、見て感じたことをやってみるという感じ。パッティングのイメージの出し方など、改めて上手いなと思いながらラウンドした。良いラウンドだったと思う」と刺激を受けた様子だった。

 3月30日には、株式会社ZOZOと所属契約を締結したことが発表された。同社は米男子ゴルフツアー「ZOZO選手権」のスポンサーを務める。「それ(契約)を聞いたときに嬉しかったので、早く付けて回りたいと思っていたが、出だしをしっかりいいスコアで回りたいと思っていた。バーディー先行で緊張感もほぐれた。頑張らないといけないという気持ちはプラスに働いたと思う」と安堵の表情を浮かべた。

 19年6月のヨネックスレディス以来となるツアー優勝を狙う34歳。「例年とは全く違うコースの顔になっている。明日もあまり風が吹かない予報。スコアが出るのではないかと思うけれど、ボギーをなるべく減らせるようにマネジメントをしていきたい」と語った。(THE ANSWER編集部)