トルソワはサインをするなど交流「とても心地よかった」 フィギュアスケートの世界選手権女子シングルが3月26日までスウェーデン・ストックホルムで行われ、アンナ・シェルバコワが初優勝した。2位にはエリザベータ・トゥクタミシェワ、3位にはアレクサ…

トルソワはサインをするなど交流「とても心地よかった」

 フィギュアスケートの世界選手権女子シングルが3月26日までスウェーデン・ストックホルムで行われ、アンナ・シェルバコワが初優勝した。2位にはエリザベータ・トゥクタミシェワ、3位にはアレクサンドラ・トルソワが入り、ロシア勢が表彰台を独占。母国の空港に到着した際には、出迎えたファンから大きな喝采を浴びたようだ。地元メディア「championat.com」が伝えている。

 華麗な演技で女子シングル3つのメダルを独占したロシア勢。エキシビションでは羽生結弦(ANA)、ネイサン・チェン(米国)らと記念撮影をするなど久々の国際舞台を楽しんだ様子だったが、凱旋時にはファンからの大歓声を受けたようだ。

「championat.com」は、「ファンがロシアのスケーターたちを感動させる歓迎レセプションを催した。とうとう世界選手権の英雄たちはロシア国歌を聞いた」と記事で紹介。シェレメチェボ空港に到着した時には、数十人のファンが待ち受けていたと伝えている。

 到着は深夜3時台というかなり遅い時間だったようだが、選手が姿を現した時の様子について「ロシア代表チームのスケーターたちがファンと報道陣が待つ到着ロビーに出てきた。彼らは疲れていたが、幸せだった。温かい歓迎と夜3時にファンたちが歌う国歌が我々の英雄を心の奥まで感動させていた」と空港に国歌が響き渡ったことが記されている。

 3月28日に17歳の誕生日を迎えたシェルバコワについては「きっと誰よりも多くファンからプレゼントを受け取っただろう」と言及。トルソワもサインをしたり、プレゼントを受け取るなどしたようで「ロシア国歌を聞けてとても心地よかったです」と語ったとされている。

 また、トゥクタミシェワは「今からサンクトペテルブルクに到着して、何日か過ぎて、私は自分がしたことを理解すると思います」と話したようだ。「championat.com」は別の記事で、ロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏のコメントも紹介。「これは唯一無二の出来事です」と女子シングルの表彰台独占を称賛し、「我々の誇りです!(私たちは)彼女たちに深々とお辞儀しています」と語ったと伝えている。(THE ANSWER編集部)