ベレオス氏が10点満点で採点、羽生のSPは最高点 フィギュアスケートの世界選手権に出場した羽生結弦。ショートプログラム(SP)ではロックスターのように舞い、フリーでは「天と地を」を演じた。その他の選手も様々な演技で見るものを魅了したが、米デ…

ベレオス氏が10点満点で採点、羽生のSPは最高点

 フィギュアスケートの世界選手権に出場した羽生結弦。ショートプログラム(SP)ではロックスターのように舞い、フリーでは「天と地を」を演じた。その他の選手も様々な演技で見るものを魅了したが、米デザイナーが自身のブログで各選手の衣装を採点。羽生のSP衣装については「全体的なインパクトにおいて傑出している」と満点の評価を与えている。

 SPで全身黒に金が施されたロックスターのような衣装、フリーでも鮮やかなグラデーションの衣装をまとって演じた羽生。装いをクローズアップしたのは、米国のデザイナー、ニック・ベレオス氏だった。

 定期的に国際大会で着用したフィギュア選手の衣装を評論し、ファンに知られる同氏は自身のブログで世界選手権を総括。男子について10点満点で採点している。羽生については、SPの衣装に10点満点をつけた。

 同氏は「デザイン、演技、全体的なインパクトにおいて傑出している」「ラテックス素材のようなタイトなパンツがこのジャケットを引き立てている」「細部まで妥協ない」とロックな衣装を称賛。「私にとっては10点。彼のコスチュームに十分楽しませてもらった」とつづっている。

 また、フリーの衣装にも8.99点という得点を付け「ユヅルは伝統的な着物ファッションとサムライファッションを調和させていた」「この衣装は音楽を引き立てて、十分良かったと思う」と評価。ただ「しかし正直なところ、ショートプログラムの衣装ほどではなかった」とSPには及ばないとした。

 羽生のほか、宇野昌磨のSP衣装については「私はこのショウマ・ウノが大好きだ。なぜなら色とりどりのスパンコールに目を奪われるなど非常に存在感があったからだ」と記載。鍵山優真のSP衣装についても「私はこの着物風のトップスが本当に好きだ」「この素晴らしいトップスは黒いパンツと手袋とバランスが取れていた」などと言及していた。(THE ANSWER編集部)