アクサレディス最終日 女子ゴルフの国内ツアー・アクサレディスは28日、宮崎・UMKCCで最終日が行われ、32位で出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算4アンダーでホールアウト時点では暫定14位だった。 出だし…

アクサレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・アクサレディスは28日、宮崎・UMKCCで最終日が行われ、32位で出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算4アンダーでホールアウト時点では暫定14位だった。

 出だしの10番でバーディー発進。18番では雨で一時中断したが、リズムは崩れず。再開後にバーディーを奪うなど前半で2つ伸ばした。後半はチャンスを決め切れない場面もあったが、最終日は69で回った。

「10番でバーディーを獲れたので、そこからは流れもよくて、中断も入りましたが、流れも切らさずプレーできて良かったなという感じ。個人的にも昨日と打って変わってショットの調子がいいなと、自分でもわかるくらいだった。ボギーを打つ要素が少なかった。外してしまう場面もありましたが、嫌な外し方じゃない感じだった。本当に納得いくショットが多かったなと思います」

 前日(27日)は上がりの2ホールでまさかの連続ダブルボギー。ホールアウト後には「納得いくまで」と時間をかけて練習し修正した。

「風があろうがなかろうが、スコアが出る時は出る。ダボを打つときは打つ。結果に対して強い感情を持たないようにしたいなと思いました」と振り返った。2021年初戦からの4試合について問われると、こう続けた。

「今やっていることに対する不安は全くない。周りにどうこう言われても関係ないし、色々な意見があると思いますが、決めたことを最後までやり切りたい。始めたばかりですが、やり切れているなというのは思っている。それをこれからも、日本でも米国でもどんな場所でも自分の意思を貫いて最後までやり切りたい。4試合終わって、今こうやって思います」

 海外メジャー初戦・ANAインスピレーション(4月1~4日)に出場するため、この日が渡米前の国内ラストラウンド。長期転戦する予定の米ツアーへ「今やっていることを米国で実践してどういう感じになるのか、それも楽しみです」と力を込めた。(THE ANSWER編集部)