デビスカップ・ワールドグループ1回戦「日本対フランス」(東京・有明コロシアム/2月3~5日/室内ハードコート)の第2試合は日本の西岡良仁(ミキハウス/単85位)がフランスのジル・シモン(単24位)に3-6 3-6 4-6で敗れた。試合時…

  デビスカップ・ワールドグループ1回戦「日本対フランス」(東京・有明コロシアム/2月3~5日/室内ハードコート)の第2試合は日本の西岡良仁(ミキハウス/単85位)がフランスのジル・シモン(単24位)に3-6 3-6 4-6で敗れた。試合時間は1時間59分。

 オープニングマッチはダニエル太郎(エイブル/単114位)がリシャール・ガスケ(単18位)に2-6 3-6 2-6で敗れており、フランスが初日に2勝目を挙げて8強入りに王手をかけた。

 21歳の西岡は、昨年9月に行われたウクライナとのワールドグループ・プレーオフ(大阪・靭テニスセンター/ハードコート)に続いて4度目のデ杯出場。前回は第2試合で相手エースのイリヤ・マーチェンコ(ウクライナ)を6-4 5-7 6-4 7-5で破るなど、シングルス2勝挙げて勝利に貢献した。シモンとは今回が初対戦だった。

 デ杯は男子テニスの国別対抗戦で、会場はホーム&アウェー方式となっている。日本は世界の上位16ヵ国が争うワールドグループに属しており、昨年は1回戦でイギリス(3月4~6日/イギリス・バーミンガム/室内ハードコート)に1勝3敗で敗れ、プレーオフではウクライナ(9月16~18日/大阪・靭テニスセンター/ハードコート)を相手に5勝0敗で勝利してワールドグループ残留を決めていた。

 フランスはデ杯で過去9度の優勝を誇る強豪国。2014年には決勝でスイスに敗れて準優勝を果たしており、2001年以来のタイトル奪回を目指している。昨年は準決勝でクロアチアに2勝3敗で敗れ、決勝進出を逃していた。

 試合方法は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦で、初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。

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【ワールドグループ1回戦 日本 0-2 フランス】

2月3日(金)

第1試合 ●ダニエル太郎(エイブル/単114位)2-6 3-6 2-6 ○リシャール・ガスケ(単18位)

第2試合 ●西岡良仁(ミキハウス/単85位)3-6 3-6 4-6 ○ジル・シモン(単24位)

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2月4日(土)

第3試合 杉田祐一(三菱電機/複445位)/内山靖崇(北日本物産/複228位)vs ピエール ユーグ・エルベール(複2位)/二コラ・マウ(複1位)

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2月5日(日) 

第4試合 西岡良仁(ミキハウス/単85位)vs リシャール・ガスケ(単18位)

第5試合 ダニエル太郎(エイブル/単114位)vs ジル・シモン(単24位)

※文中の世界ランキングは1月30日付

(テニスマガジン/Tennis Magazine)