ドイツ公共放送のヴァイス氏「もう言葉がでない」 フィギュアスケートの世界選手権は25日、スウェーデン・ストックホルムで男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)が106.98点で首位に立った。ロックナンバーで華麗に舞った26…

ドイツ公共放送のヴァイス氏「もう言葉がでない」

 フィギュアスケートの世界選手権は25日、スウェーデン・ストックホルムで男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)が106.98点で首位に立った。ロックナンバーで華麗に舞った26歳に、ドイツメディアも大絶賛。「とてつもない」と連呼した実況者は「フィギュア史上最高のSPだ」「これはもう別の惑星」などと演技を振り返っている。

 羽生のSPに、ドイツの男性実況者が夢中になっていた。金ラメの入ったジャケットに革パンツの、上下黒でそろえた衣装で登場。ロックナンバーが流れる中、冒頭の4回転サルコーを決めると、続く4回転―3回転のトウループも成功。演技後半も乱れなく、3回転アクセルを見事着氷した。見つめたブライアン・オーサーコーチも飛び上がる、上々の滑りだ。

 この演技を実況した、ドイツ公共放送「ARD」のダニエル・ヴァイス氏は「とてつもない」と連呼。演技中は見入っていたのか、あまり言葉を発しなかったが「曲のアクセントにもぴったり合っている。まさしくエンターテインメントそのもの」「日本のスーパースター。彼にはもう言葉が出ない」と大絶賛した。

 SPの出来については「プログラムコーポネンツで10点もつくに違いない。当然だろう」と断言。リプレー映像を見て「2本目の4回転、空中も完璧。ここに3回転も入れ、そして黒い衣装も合っている」と語った後、「私の目には、フィギュア史上最高のSPだ」と最大限の称賛を送っていた。

「これはもう別の惑星だ。この男を止められるとしたら、最後から2人目に滑るネイサン・チェンしかいない」とも語ったヴァイス氏。羽生のフリーではどんな実況をしてくれるだろうか。(THE ANSWER編集部)