6年ぶりの世界選手権で2位、ファン「インクレディブル」 フィギュアスケートの世界選手権は26日(日本時間27日)、スウェーデン・ストックホルムで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア連盟)…

6年ぶりの世界選手権で2位、ファン「インクレディブル」

 フィギュアスケートの世界選手権は26日(日本時間27日)、スウェーデン・ストックホルムで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア連盟)が141.60点を記録。合計220.46点で銀メダルを獲得した。得点を確認したキス・アンド・クライで涙する実際の映像をロシアメディアが公開。「みんな泣いた」「最も感動する瞬間」などと母国ファンの感動を呼んでいる。

 トゥクタミシェワが感極まった。背中に漢字の「愛」のデザインが入った衣装で臨んだフリー。3回転アクセルを2本組み込んだ演技後、キス・アンド・クライで確認した得点は合計220.46点。両手で顔を押さえると、すぐに喜びが込み上げてきた。前傾姿勢になり、黒いマスクを手で覆った。顔を上げると、瞳はウルウルと涙で溢れていた。

 6年ぶりの世界選手権で歓喜の涙を流した実際の映像を、ロシアメディア「sports.ru」フィギュア版公式インスタグラムが公開。母国のファンからは「私たちみんな泣きました」「最も感動する瞬間でした」「彼女は素晴らしかった」「6年ぶりに帰ってきたね」「インクレディブル」「なんて強かったんだ」「彼女の感情は正しい!」などとコメントが寄せられている。

 合計233.17点で初優勝したアンナ・シェルバコワ(ロシア連盟)に次ぐ2位。優勝した2015年以来の世界選手権表彰台となった。(THE ANSWER編集部)