木に当たったボールが跳ね返って明後日の方向に… 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、デルテクノロジーズ・マッチプレーは25日(日本時間26日)、2日目が行われた。世界ランク9位の飛ばし屋ブライソン・デシャンボー(米国)がティーショットでまさかの…

木に当たったボールが跳ね返って明後日の方向に…

 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、デルテクノロジーズ・マッチプレーは25日(日本時間26日)、2日目が行われた。世界ランク9位の飛ばし屋ブライソン・デシャンボー(米国)がティーショットでまさかのミス。わずか46ヤードしか飛ばせないという一打をPGAツアーが動画で公開すると、「何が起きたんだ?」「彼も我々の仲間だ」などと米ファンに笑撃が広がっている。

 300ヤード超のビッグドライブは当たり前、米ツアー屈指の飛ばし屋デシャンボーの飛距離はなんと46ヤード……。一体何が起きたのか。395ヤードの10番パー4だった。いつものようにドライバーを思い切り振り抜いたデシャンボー。インパクト音の直後に、「カツン」という乾いた音が響いた。

 ティーショットが木を直撃。跳ね返ったボールが右に方向を変えると、ティーイングエリアの隣にある練習グリーン方向へ。そして囲っている柵の下で止まったのだ。

 PGAツアーのショットトラッカーによるとその飛距離はわずか46ヤード。左ドッグレッグのホールでグリーンを狙ったことで木に直撃したようだ。

米ファンからは共感の声も「なんだかちょっと嬉しくなる」

 デシャンボーの46ヤードショットを、PGAツアー公式インスタグラムが「起こりえること」と添えて動画で公開。米ファンからは「凄いなこりゃ(笑)」「かなりアグレッシブなラインだね(笑)」「彼も我々の仲間だ!」「なんだかちょっと嬉しくなる」「みんな経験すること(笑)」「理解できない」「何が起きたんだ?」「!?!?!?!?」などと笑撃&困惑の反響が集まっている。

 米専門メディア「ゴルフ.com」によると、デシャンボー自身はこのショットについて「自分がやりたかったように、容易に木を越えることはできた。でも変なところで打ってしまい、その結果木に当たった。でもさ、練習であろうと10番であろうと、グリーンを狙ったんだよ。近づいただろ」と笑いながら振り返ったという。

 キム・シウ(韓国)と対戦したデシャンボー。このホールはボギーとして落としたが、終盤に粘りを見せ2&1で勝利している。(THE ANSWER編集部)