ノルウェー代表の選手たちが、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)と人権問題についての懸念を表明した。イギリス『ス…

ノルウェー代表の選手たちが、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)と人権問題についての懸念を表明した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ノルウェー代表は24日、カタール・W杯欧州予選グループG第1節でジブラルタル代表と対戦したが、ドルトムントに所属するFWアーリング・ハーランドを含む選手たちは試合前、「ピッチ内外での人権」と胸に書かれたTシャツを着用していた。

事の発端は2月、イギリス『ガーディアン』の調査によって、W杯開催が決まってからカタールで6,500人の移民労働者が死亡し、スタジアムの建設に直接関係する労働者の37人が死亡したことが明らかになっていた。

この事態を受け、ノルウェーリーグのトロムセーが発端となり、ノルウェー代表の大会ボイコットまで議論される事態となった。

ノルウェー代表のストーレ・ソルバッケン監督は試合前のインタビューで「カタールの当局に対してより厳しい要件を課すために、FIFAに直接的で堅固な圧力をかけていく」と語ったが、その1つが今回のTシャツ着用だったようだ。

また、ジブラルタル戦にも出場したアーセナルのMFマルティン・ウーデゴールも「多くの選手がこのことに興味を持ち、気にかけていて、何か良い方法で貢献したいと思っている」と語っている。

さらに、ノルウェー代表は組織全体で動いており、ノルウェーサッカー協会(NFF)は今週、この件を調査する委員会を設置している。

◆ハーランドらノルウェー代表一同がTシャツを着て整列

'Human rights. On and off the pitch.'

Norway's national team shared this message after calls to boycott the 2022 World Cup in Qatar. pic.twitter.com/VnfgB8S3X6

— ESPN FC (@ESPNFC) March 24, 2021