今週末からJRAでは4週連続でのGIレース。春の足音とともに、クラシックレースの開幕も近づいてきました。それは地方競…
今週末からJRAでは4週連続でのGIレース。春の足音とともに、クラシックレースの開幕も近づいてきました。それは地方競馬も同じで、高知競馬では5月2日の黒潮皐月賞に向けて先週21日、重賞・土佐春花賞が行われました。これから盛り上がっていく地方競馬の3歳重賞ついて「ちょっと馬ニアックな世界」を覗いてみましょう。
◆古馬とも対戦済みのハルノインパクト
高知の3歳は、世代最初の重賞・黒潮ジュニアチャンピオンシップを制覇したハルノインパクトと、年末の重賞・金の鞍賞を制覇したブラックマンバが有力どころ。
高知競馬は番組賞金が一定額を超えると、普段は古馬混合のレースを走り、準重賞や重賞レースのみ同世代と走るというレース体系になっています。
ハルノインパクトはすでに2歳9月から古馬に混じって走っており、古馬混合の初戦は10歳馬もいる中、勝利。ちなみにハルノインパクトは、母エーシンフォチュナが10歳の時の子ども。親子ほど年の離れた馬同士が走るのですから、面白いですね。
今年は1月の準重賞・土佐水木特別で4着に敗れてしまったのですが、ハルノインパクトは調子が良くない時は跨ると背中を丸めるようで、
「土佐水木特別の時も『どうかな…?』という感じでした。馬が前向きじゃなくて、ずっと追い通しでしたね。次からは僕自身で調教をつけるので、それでどう変わるかですね」と展望を語った主戦の西川敏弘騎手。
西川騎手自ら調教をつけるようになり、古馬との2戦をともに2着でまとめて挑んだ先週21日の重賞・土佐春花賞では4コーナーで先頭に立つと、リードを保って勝利しました。
「前走(2着)でだいぶ確信を持って、強くなっているなと感じました。スピードも乗ってきて、馬もやる気になっています。調教にも乗っているので、少しずつでも力をつけて世代ナンバーワンになれるようがんばりたいです」
高知競馬では新馬戦を再開以降、ディアマルコ、フリビオンなど生え抜きから活躍馬が出ています。ハルノインパクトやブラックマンバも高知生え抜き馬。これからJRAや門別・南関東からの移籍馬が勢いをつけてくるでしょうが、高知生え抜き馬の活躍にも期待したいところです。
(文=大恵陽子)