公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)は3月22日、同日から4日間神奈川県内で行われる2020年度バスケットボ…
公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)は3月22日、同日から4日間神奈川県内で行われる2020年度バスケットボール男子U19日本代表チームのエントリーキャンプ(強化合宿)に参加するメンバーを発表した。今回のU19日本代表強化合宿は、7月に開催予定のFIBA U19バスケットボールワールドカップ2021に向けた強化を目的としている。選出メンバーは以下のとおりだ。
※以下の表記は左から氏名(LASTNAME, Firstname)、ポジション、身長(cm)/体重(kg)、生年月日(年齢)、所属/ 出身校
元田大陽(MOTODA, Taiyo) SG 187/80 2002/1/17(19) 東海大学1年 北陸学院高等学校
米山ジャバ偉生(YONEYAMA Java, Eo) PF 189/97 2002/1/29(19) 専修大学1年 東海大学付属諏訪高等学校
仲田泰利(NAKADA, Taito) C 190/67 2002/2/4(19) 大阪体育大学1年 福岡第一高等学校
脇 真大(WAKI, Masahiro) PF 190/78 2002/3/11(18) 白鷗大学1年 岡山商科大学附属高等学校
木林 優(KIBAYASHI, Yu) PF 200/80 2002/3/30(18) 筑波大学1年 福岡大学附属大濠高等学校
松山雄亮(MATSUYAMA, Yusuke) C 198/80 2002/4/5(18) 洛南高等学校3年 明石市立望海中学校
栃木俊亮(TOCHIGI, Shunsuke) PF 196/82 2002/5/4(18) 東海大学付属諏訪高等学校3年 上松町立上松中学校
當山修梧(TOUYAMA, Shugo) PG 179/63 2002/5/4(18) 福岡第一高等学校3年 沖縄市立コザ中学校
葉山隆誠(HAYAMA, Ryusei) SF 183/78 2002/5/23(18) 中部大学第一高等学校 3年 浜松学院中学校
河合海輝(KAWAI, Miki) C 194/75 2002/6/19(18) 明成高等学校3年 岡崎市立城北中学校
小川敦也(OGAWA, Atsuya) PG 188/75 2002/6/24(18) 洛南高等学校3年 新潟市立鳥屋野中学校
前野幹太(MAENO, Kanta) PF 194/77 2002/8/12(18) 東海大学付属札幌高等学校3年 千歳市立向陽台中学校
ジョーンズ大翔(JONES, Taiga) SG 183/82 2002/8/14(18) 開志国際高等学校3年 川口市立神根中学校
淺野ケニー(ASANO, Kenny) PF 196/77 2002/8/16(18) 洛南高等学校3年 江戸川区立二之江中学校
丸山賢人(MARUYAMA, kento) SF 190/68 2002/9/9(18) 報徳学園高等学校3年 西宮市立高須中学校
松村竜吾(MATSUMURA, Ryugo) SF 189/81 2002/9/13(18) 土浦日本大学高等学校3年 福岡市立西福岡中学校
小河原幹太(OGAWARA, Kanta) C 195/81 2003/1/2(18) 八千代松陰高等学校3年 千葉市立蘇我中学校
間山 柊(MAYAMA, Shu) PF 195/79 2003/1/14(18) 福岡大学附属大濠高等学校3年 裾野市立東中学校
一戸啓吾(ICHINOHE, Keigo) SG 180/70 2003/1/18(18) 明成高等学校3年 弘前市立津軽中学校
保坂晃毅(HOSAKA, Koki) SG 179/70 2003/2/6(18) 飛龍高等学校3年 東海市立上野中学校
加藤 陸(KATO, Riku) SF/PF 190/76 2003/2/9(18) 明成高等学校3年 加美町立小野田中学校
ハーパー ローレンスJr(HARPER, Lawrence Jr) PG 179/76 2003/2/9(18) 福岡第一高等学校 3年 沖縄市立コザ中学校
菅原佳依(SUGAWARA, Kai) PF 191/81 2003/2/28(17) 岩手県立一関工業高等学校3年 奥州市立前沢中学校
浅井英矢(ASAI, Hideya) C 190/75 2003/2/28(17) 福岡県立北筑高等学校3年 北九州市立沖田中学校
金近 廉(KANECHIKA, Ren) SG/SF 195/76 2003/3/11(17) 関西大学北陽高等学校3年 吹田市立豊津中学校
石坂悠月(ISHIZAKA, Yuzuki) PF 195/81 2003/3/22(17) 國學院大學久我山高等学校3年 名古屋市立牧の池中学校
岩下准平(IWASHITA, Junpei) PG 178/72 2003/4/2(17) 福岡大学附属大濠高等学校2年 福岡市立西福岡中学校
菅野ブルース(KANNO, Bruce) SF 194/77 2003/5/6(17) 明成高等学校2年 花巻市立花巻中学校
山﨑一渉(YAMAZAKI, Ibu) SF 197/87 2003/7/10(17) 明成高等学校2年 松戸市立第一中学校
福田健人(FUKUDA, Kento) SF 191/88 2003/8/6(17) 中部大学第一高等学校2年 石井町立石井中学校
平均身長193cmのプエルトリコが善戦した前回大会
今回メンバーに選出された30人の平均身長は189.8cm、平均体重は77.6kgとなっている。7月3日(土)から11日(日)までの8日間にわたりラトビアで開催されるFIBA U19バスケットボールワールドカップ2021で戦う上では小柄なロスター構成となりそうだ。というのも、前回大会の参加16チームのロスターを見ると平均身長が195cmに満たないチームが2チームしかなく、すべてのチームに身長200cm以上のビッグマンが3人以上登録されていたからだ。同大会公式サイトで各チームのロスターを確認できるが、そこには以下のようなデータが残されている。
前回大会出場16チームの平均身長と200cm以上のプレーヤーの人数 ※カッコ内は大会成績
アメリカ(優勝) 200cm 7人
マリ(準優勝) 195cm 7人
フランス(3位) 195cm 5人
リトアニア(4位) 198cm 6人
ロシア(5位) 200cm 7人
プエルトリコ(6位) 193cm 3人
セルビア(7位) 201cm 7人
カナダ(8位) 198cm 5人
オーストラリア(9位) 198cm 5人
ギリシャ(10位) 200cm 7人
アルゼンチン(11位) 196cm 5人
ラトビア(12位) 196cm 5人
ニュージーランド(13位) 196cm 5人
フィリピン(14位) 193cm 4人
セネガル(15位) 201cm 8人
中国(16位) 197cm 7人
もちろん今回の出場チームにそのままあてはまるものではないが、多くの場面で200cm以上のプレーヤーがコート上に2人から3人、もしくはそれ以上出てくることが考えられる。今回の出場16チームは、アフリカ大陸代表のマリとセネガル以外は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で予選を行うことができていないが、昨年唯一行われたFIBA U18アフリカ選手権での登録を見ても、優勝したマリが平均身長197cmで200cm以上が5人以上、準優勝のセネガルは同203cm、9人となっていた。
対する日本の合宿メンバーで身長が200cmあるのは木林のみであり、サイズの差を克服するかが上位進出の大きなカギとみて間違いないだろう。簡単なことではないが、平均で5cmから10cm高さ(およびそれに伴う一歩の大きさ、手を挙げたときの広さ)のある相手に対し、勝機を見出す布陣、戦術、戦略を見出すことは不可能ではないはずだ。ただデカければよいというものではないことを、前回大会のプエルトリコがある程度実証している。

前回大会の5-8位決定戦ではプエルトリコはカナダに勝利した(左#7ジェルメン・ミランダ・ぺレス、右はカナダ#9ジョシュア・プリモ)
プエルトリコは前回大会で平均身長が最も低く、200cm以上のプレーヤーの人数も最も少なかったが、16チーム中6位と健闘した。簡単に言えば、ロングレンジのシューティングやトランジションの速さが目を引いたチームだった。それが十分に生かされるために重要な、安定感のあるクイックパスを次々と展開する技術と判断力、オフボールも含めた個々の局面における力強く賢い1対1、ハングリーに競い続けるディフェンスとリバウンドなどの要素が伴っており、見ごたえのあるバスケットボールを展開していた。大会を通じての成績は2勝5敗だが、平均身長が200cmあったロシア相手に74-77で敗れた5-6位決定戦を含め、5敗のうち3試合は5点差以内の接戦だった。
大会まではあと約3ヵ月半。特別指定でBリーグを経験したプレーヤーも含まれたメンバーからどんなロスターが作られ、本番で日本代表がどんなプレーを見せるか注目だ。
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文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)