サーキットのコースで行われるレースの先陣を切って、スーパー耐久レースが20、21日ツインリンクもてぎで開催された。有観客でのレースとして行われ、ファンは今シーズン始まりのレースを楽しんでいた。国内サーキットで行われるレースの2020年シーズ…

サーキットのコースで行われるレースの先陣を切って、スーパー耐久レースが20、21日ツインリンクもてぎで開催された。有観客でのレースとして行われ、ファンは今シーズン始まりのレースを楽しんでいた。

国内サーキットで行われるレースの2020年シーズンは、前半戦は無観客で行われ、後半戦は有観客でも入場を制限するなどの対策が施されて行われていた。

2021年シーズンのスーパー耐久も、コロナ感染拡大の対策が施されたうえで有観客で開催された。開幕戦となったツインリンクもてぎでは、『スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 第1戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Race』として開催された。

グランドスタンドは全席指定となり、観客同士が密にならないように間隔が設けられてチケットが販売された。自由席などは観客同士が密にならないようにと案内が行われていた。

その中で観客に楽しんでもらおうと、ピットビューイングとしてピットをピットレーンから見学できるイベントや、ツインリンクもてぎの本コースをマイカーで走れるマイカーパレードが行われた。

観客が密にならないように、ドライバーやレースクイーンのアピアランスは行われないとなっていたが、開幕戦らしく、様々なチームがピットで記念撮影を行っているタイミングでピットビューイングの時間となった。

さらにコースサイド近くに行って観戦できる「ガイド付き劇感レース観戦ツアー」も行われた。これは1回あたり12人に限定してバスで移動、バスが密にならないように配慮してコースサイドを数カ所見学できるツアーだ。コース間近でレースを見られるとあり、みんな食い入るように見ていた。

予選が行われた土曜は曇り空の中レースを楽しんでいたが、決勝の日曜はあいにくの雨、しかも強めの雨が降りしきり、最終的にレースも赤旗中断ののち天候回復が見込まれないとして終了となった。雨に耐えながらもファンはレースを楽しんでいた。