新会長ジョアン・ラポルタは、終わらせるべき沢山の仕事を抱えてスタートする。その中には、バルサBについて下さなければならな…

新会長ジョアン・ラポルタは、終わらせるべき沢山の仕事を抱えてスタートする。その中には、バルサBについて下さなければならない将来の重要な決定がある。
2021年で契約満了のミンゲサ バルサは2年の契約更新へ
契約更新については、最優先事項として赤でマークされた名前がいくつかある。その1人がアレックス・コリャードである。バルサBの最高の選手であり、キャプテンでもある彼の契約は6月に終了するが、クラブはもう2シーズンの契約延長を打診している。同選手は、バルサで成功することだけを考えており、昨夏に受けたオファーをすでに断っているが、先週発表された代理人の変更に伴い、新契約については、『MS Sports』社の代表であるマーク・サンジェイ氏と交渉することになる。
他にも今シーズンで契約を終える選手として、ハンドロ・オレジャーナがいる。このMFは、ガルシア・ピミエンタ監督の構想の中でレギュラーの選手であり、強化担当ラモン・プラネスは、プレシーズンをトップチームで行うべき選手のリストに入れている。同選手の将来は、交渉を主導する父親の手に委ねられており、バルサがどのような役割を与えるかを見極める必要があるだろう。
また、バルサBがリーガ・スマートバンクへの昇格を達成した場合(現在グループ3-Aで2位)、現在とは大きく異なるシナリオとなるため、プレーする場所も考慮に入れるだろう。同じく契約を終えるオリオル・ブスケツやロジャー・リエラにも同じことが起こるだろう。
■フベニールA(U-19相当)の選手の未来
契約を終えるユースの選手の中には、興味を惹かれる選手が何人かいる。最も関心があるのは、ニコ・ゴンサレスだ。このMFは、バルサBのスターティングイレブンの中でポジションを獲得し、クラブも非常に満足している。ロナルド・クーマン監督も、何度か紅白戦で彼を追っている。彼の代理は『Media Base Sports』社のペレ・グアルディオラと同選手の父が担っている。バルサにとって、ニコの残留は最優先事項だが、彼には複数のクラブが興味を示しているため、簡単な交渉にはならないということを自覚している。
フベニールAの他の選手のケースでは、ジェラール・フェルナンデス通称「ペケ」、ホセ・マルサ、ジャウメ・ジャルディがいる。両者ともバルサBでプレーすることがどういうことかをすでに理解しており、来シーズンのチームの構想にも入っているため、更新は問題にならないだろう。GKのラモン・ビラとホルヘ・カリージョはフベニールAで先発を分け合っており、2人とも育成年代を終えるため、クラブがどのような賭けをするのか見る必要があるだろう。
フベニールAでの時代を終えるその他の選手については、まだ決定していない。バルサBの将来は、セグンダBに残るかリーガ・スマートバンクへ昇格するかによって決まる。例えば、アレックス・リコは、ラ・マシアで常に輝いていた少年である。バルサがここ数シーズン、アルナウ・コマスやジョセップ・ジャウメのようなカンテラの選手をとともに行ってきたように、バルサBか、もしくはローン移籍でクラブとの繋がりを維持することができるだろう。