ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィ」（WTAプレミア／1月30日～2月5日／賞金総額71万900ドル／ハードコート）で、ダリア・ガブリロワ（オーストラリア）がワイルドカード（主催者推…

　ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィ」（WTAプレミア／1月30日～2月5日／賞金総額71万900ドル／ハードコート）で、ダリア・ガブリロワ（オーストラリア）がワイルドカード（主催者推薦）で出場したアンナ・カリンスカヤ（ロシア）を6-4 7-5で倒し、2回戦に進出した。ガブリロワは先の全豪オープンでも4回戦に進出していた。 　カリンスカヤに対してガブリロワは、サービスキープに苦労し、第2セットでは一時劣勢に立たされていた。

　ガブリロワは次のラウンドで、もうひとりのロシア人、第3シードのスベトラーナ・クズネツォワ（ロシア）と対戦する。 　第7シードのキキ・バーテンズ（オランダ）は、1回戦でアニカ・ベック（ドイツ）に7-5 3-6 6-4で敗れた。ベックはファーストサービスが入らずに苦しんでいたが、セカンドサービスからのポイントの72％を取り、埋め合わせした。ベックは２回戦でヨハンナ・ラーション（スウェーデン）かユリア・プティンセバ（カザフスタン）と対戦する。 　地元ロシアのワイルドカード、世界115位のナタリア・ビクリアンツェワは、自分より70位も上のヤロスラーワ・シュウェドワ（カザフスタン）に6-3 6-4で勝った。彼女は2回戦で第8シードのダリア・カサキナ（ロシア）と昨年の準優勝者、ベリンダ・ベンチッチ（スイス）の勝者と対戦する。 　この大会には、前述のクズネツォワのほか、シモナ・ハレプ（ルーマニア／第1シード）、ドミニカ・チブルコバ（スロバキア／第2シード）、ビーナス・ウイリアムズ（アメリカ／第4シード）らが出場している。(C)AP