FCバルセロナは、すでに新会長が公式に就任したことを発表した。その新会長となったジョアン・ラポルタは、17日(水)の午後…
FCバルセロナは、すでに新会長が公式に就任したことを発表した。その新会長となったジョアン・ラポルタは、17日(水)の午後、カンプ・ノウでそのポストを授かり、FCバルセロナの取締役会が設立された。
ジョアン・ラポルタがバルサ新会長に正式就任、新取締役会も決定
会長は、正式な任命式と権限の譲渡の後に登場し、新会長就任の幸せと誇りを表すスピーチを行った。
「私の選挙チームには大変感謝している。我々は自分たちがやってきたことに誇りを持っている。私たちは、バルサに再び栄光をもたらすために、最大限の責任を持って非常に重要な挑戦に挑んでいく。バルサの歴史にとって素晴らしい時代になることを願っている」とラポルタは語っている。
「私たちの優先事項は、バルサを再び財政的に持続可能なものにすることだ。今年は、カップ戦とリーグ戦での優勝を目指さなければならない。私たちは非常に競争力のあるチームであると考えているし、再び優勝するという夢を持っている。私たちは、チャンピオンズリーグでの成功を取り戻したいと思っている」
ラポルタ氏はスピーチの冒頭で、カタルーニャ自治政府と国会の長と経営委員会会長のカルレス・トゥスケツ氏、選挙で戦ったトニ・フレイシャ氏とビクトル・フォント氏への感謝の言葉を述べ、ヨハン・クライフ氏の言葉を引用して「ここまで来るための苦労は神のみぞ知る」と述べた。
このイベントには大きな期待が寄せられ、現在の保健規則で認められている最大数である300人ものゲストが参加した。その中には、レオ・メッシ(サッカー)、ヴィッキー・ロサーダ(女子サッカー)、ピエル・オリオラ(バスケットボール)、ラウル・エントレリオス(ハンドボール)、アイトール・エグロラ(ローラーホッケー)といった全プロ部門のトップチームのキャプテンや、バルサの全プロチームの代表者も含まれていた。ラポルタのスピーチでは選手たちが重要な部分になっていた。
「バルセロニスタに夢をもたらすのは、選手である君たちだ。私が横断幕を吊るした時も、あれは君たちのためだった。再び会うことができてとても嬉しい。君たちはこのクラブの魂である。私たちは君たちを助け、守るためにここにいる。君たちの仕事は非常に大変だが、皆が持っている才能も並外れていることを私たちは知っている。君たちには、バルセロニスタを再びワクワクさせるという仕事がある」と新会長は続けた。
「私たちはこれまで以上に選手を愛さなければならない。私たちと一緒にいれば、あなたたちは一人ではなく、成功の道に向かって一緒に進んでいくことができる」
ラポルタは、バルサの会長として、この第2時代を「勇気を持って」迎えたいと語り、「極端な悲観論と被害者意識」を回避したいと語った。「私はいつもポジティブでいようとしている。私たちにはそれをうまくやるという挑戦がある」
「FCバルセロナを再び誇りに思ってもらうために、必要なことを行っていく。私たちのプロジェクトの柱の一つはラ・マシアだ」とラポルタは付け加えた。「私たちは、ジョアン・カンペールの価値観を受け継いでいると感じており、それを新しい世代に伝えていきたいと思っている。私たちはこの遺産を引き継いでいくだろう」