ニュージーランドのオークランドを本拠地とするスーパーラグビークラブのブルーズは30日、6月2日のレッズ戦をホームゲームとしてサモアの首都アピアで開催すると発表した。
 サモアでスーパーラグビーの公式戦が開催されるのは初めて。昨年はフィジーの首都スバでチーフス対クルセイダーズ戦がおこなわれ、パシフィックアイランドの人々は歴史的な初開催に熱狂した(チーフス対クルセイダーズ戦は今年5月19日にもスバで開催予定)。

 ブルーズのマイケル・レッドマンCEOは、「我々ブルーズの地域には約15万人の誇り高きサモア人が住んでおり、チームにはタナ・ウマンガ ヘッドコーチと同じサモア系の選手が15人います」とコメントし、サモアで試合を開催することの重要性を強調した。

 アピアでブルーズ対レッズ戦がおこなわれる6月は、サモア独立55周年の祝賀行事が開催される時期であり、サモアラグビー協会のチェアマンでもある同国のトゥイラエパ・サイレレ・マリエレガオイ首相は、「サモアでこのようなイベントが開催されることになり誠に光栄です。我々の愛するスポーツ、独立を祝うなかでおこなわれる試合を誇りをもって観戦し、両チームに喝采するでしょう」と語った。

 パシフィックアイランドのニュージーランドラグビーへの貢献に対する感謝の意思表示として、2015年7月にはサモア代表×ニュージーランド代表のテストマッチがアピアで開催されている。

 ブルーズはサモアでのスーパーラグビー試合から5日後には、オークランドでブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ(4年に一度、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドのトップ選手を招集して結成されるチーム)との試合が組まれており、ウマンガ ヘッドコーチらのマネジメントも重要となる。