開幕は2017年8月18日。ファイナルは2018年1月13日か14日。2017-2018シーズンのトップリーグは真夏の夜に始まり、1月第2週の週末に終わる。 1月30日、2017年度から2シーズン実施されるトップリーグの新しいフォーマット…

 開幕は2017年8月18日。ファイナルは2018年1月13日か14日。2017-2018シーズンのトップリーグは真夏の夜に始まり、1月第2週の週末に終わる。
 1月30日、2017年度から2シーズン実施されるトップリーグの新しいフォーマットが発表された。16チームが2つのグループに分かれて13試合を戦い、その後、順位決定戦2試合をおこなうことはすでに発表されていた。リーグ組み分け、対戦カード等があらためて明らかにされた。

 リーグ戦は8チームずつ2カンファレンス(別表参照)に分けられた上でおこなわれ、各カンファレンス内で1回戦総当たりの7試合と別カンファレンス チームとの6試合、計13試合を戦う。別カンファレンスとの6試合の対戦相手は協議を重ねた結果、それぞれのカンファレンスの上位チーム同士の対戦を優先して残すことで決まった(対戦カード表参照/2016-2017シーズンの成績をもとに決定)。各カンファレンス内の試合、別カンファレンスとの試合はそれぞれ実施期間が設けられるわけではなく、混在してスケジュールが組まれる。

 リーグ戦後におこなわれる総合順位決定トーナメントは、各カンファレンス内での順位をもとに出場カテゴリーが決まる。それぞれのカンファレンスの1位・2位の計4チームによる最上位トーナメントはリーグ王者を決め、日本選手権を兼ねる。また、それぞれのカンファレンスの3位・4位の4チーム、5位・6位の4チーム、7位・8位の4チームに分かれた総合順位決定トーナメントも開催され、1位から16位までが決まる。13位~15位が入替戦(新設のチャレンジリーグ 2~4位と対戦)に出場し、16位は自動降格となる。

 日本代表を最優先に考えられた。その強化に影響力の強いサンウルブズの活動前に、十分な準備期間と休養を得るために国内シーズンの短縮と早期終了が検討された結果の新方式だ。トッププレーヤーのコンディション等を含むウェルフェアを最優先する。
 この先にインターナショナルレベルを狙う選手たちのシーズンが短くなることや、日本選手権から大学枠が撤廃されたことによって才能ある若者の高いレベルでのプレー機会が制限されることについては、「これから対応策について議論を重ねていく」と太田治トップリーグ委員会・委員長は言った。
 今回のフォーマットを決める際の議論では見送られたが、11月のウインドウマンス(国際交流期間)にもトップリーグをおこなうことや、大学生の大学チームとトップリーグチームへの二重登録を認める案などが話し合われる可能性もある。企業への内定が決まった4年生が、大学の試合がおこなわれない週やシーズン終了後にトップリーグでプレーする可能性が探られるかもしれない。

 新方式は、リーグ戦での順位を決める勝ち点等の方式には変更予定はないが、外国人選手の登録方法が変更される。
 これまでは特別枠も含めてのチーム在籍は6選手以内(アジア枠は除く)、紳士協定としてのサラリーキャップ制(約総額2億5000万円)のほか、6月末までの仮登録が求められていたが登録時期が変わる。シーズン内の契約選手数は同じも、シーズン中でも、出場の2週間前までに契約すれば試合への出場が可能となる。
 ただし順位決定戦に出場するためにはリーグ戦に最低1試合出場しておく必要がある。