ツインズの前田健太投手が今季の開幕投手を務めると発表された。メジャー6年目で初の大役となる。 ドジャースからトレード移…

 ツインズの前田健太投手が今季の開幕投手を務めると発表された。メジャー6年目で初の大役となる。


 ドジャースからトレード移籍した昨季、前田はキャリアハイとも言える数字を残した。コロナ禍により60試合に短縮されたレギュラーシーズンで、6勝1敗、防御率2・70。投手のMVPにあたるサイ・ヤング賞の候補にも挙げられ、記者投票では2位に入った。今季はキャンプ前から、前田が開幕投手の最有力候補だった。

 「メジャーで開幕投手ができるとは思わなかった。信じられないぐらいうれしい」。大役を告げられた前田は、そう思いを口にした。これでメジャーで開幕投手を務めた日本人は6人目となる。

 最初にその栄冠を手にしたのは、パイオニアともいえる野茂英雄だった。タイガースに在籍したメジャー6年目の2000年。野茂はアスレチックスとの開幕戦に先発し、7回3失点で勝利投手となった。その後、ドジャースに復帰した2003、2004年にも2年連続で開幕投手に指名された。3度の開幕投手を務め、成績は2勝1敗だった。

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 次に開幕投手を務めたのがレッドソックスの松坂大輔。2年目の2008年、日本の東京ドームで開催されたアスレチックスとの開幕戦で凱旋登板を果たした。5回2失点で勝敗は付かず、この試合は救援した岡島秀樹が勝利投手となった。

 3人目は黒田博樹。ドジャース時代のメジャー2年目にあたる2009年、パドレスとの開幕戦に投げて6回途中1失点で勝利投手となった。

 4人目となる田中将大は、日本人最多となる4度もの開幕投手を務めた。メジャー2年目の2015年から3年連続で名門ヤンキースの顔役に指名され、2019年にも2年ぶり4度目の開幕投手。過去3度は0勝2敗だったが、4度目は重圧を感じさせずオリオールズ打線を6回途中2失点に抑えて勝利投手となった。

 なお田中は楽天時代には2012年の一度しか開幕投手を務めていない。岩隈久志が長くエースとしてチームに君臨しており、岩隈がメジャー挑戦した2012年に初めて開幕戦に先発した。最終年となった2013年はWBCの影響で日程がタイトになることから、開幕投手の座は新人の則本昂大に譲った。今季も8年ぶりの日本球界復帰という点を考慮されたのか、開幕投手は涌井秀章で、田中は開幕2戦目に投げる。

 5人目がダルビッシュ有。レンジャーズ時代の2017年にインディアンスとの開幕戦に先発し、7回途中4失点で勝敗は付かなかった。

 パドレスへ移籍した今季、ダルビッシュも開幕投手の最有力候補に挙げられている。仮に2度目の大役にすんなり収まれば、同一シーズンで2人の日本人投手が開幕投手を務めるのは、2017年の田中とダルビッシュ以来2度目の快挙となる。

 前田は広島時代には開幕投手を5度務めて、1勝2敗だった。初めて務めたのは4年目の2010年で、中日打線を8回1失点に封じて勝利投手となった。

 前田自身日米通算6度目、そしてメジャーでは初となる開幕投手。4月1日、敵地で迎えるブルワーズ戦は、さらなる高みへ向かうための大きな試金石となる。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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