WBCに出場する米国代表に、ロッキーズのジェイク・マギー投手、ホワイトソックスのデビッド・ロバートソン投手、ネイト・ジョーンズ投手が加わる見込みだとMLB公式サイトが伝えた。いずれも救援投手で、初優勝へ向けてブルペンを強化した形だ。■ロバー…
WBCに出場する米国代表に、ロッキーズのジェイク・マギー投手、ホワイトソックスのデビッド・ロバートソン投手、ネイト・ジョーンズ投手が加わる見込みだとMLB公式サイトが伝えた。いずれも救援投手で、初優勝へ向けてブルペンを強化した形だ。
■ロバートソン&ジョーンズにロッキーズ左腕マギーも招集
WBCに出場する米国代表に、ロッキーズのジェイク・マギー投手、ホワイトソックスのデビッド・ロバートソン投手、ネイト・ジョーンズ投手が加わる見込みだとMLB公式サイトが伝えた。いずれも救援投手で、初優勝へ向けてブルペンを強化した形だ。
マギーは150キロ超の直球で押す左腕で、主にセットアッパーとしてメジャー通算354試合に登板し、23勝14敗41セーブ88ホールド、防御率3.07をマーク。レイズ時代の2014年は19セーブ、ロッキーズ移籍後の昨季は15セーブを挙げるなど、クローザーの経験もある。ただ、昨シーズンは守護神として開幕を迎えながら、不調や怪我で役割を全うできなかった。
ロバートソンはマリアノ・リベラ引退後のヤンキースで2014年にクローザーを務め、39セーブをマーク。15年はFAでホワイトソックスに加入し、2年間で通算71セーブ(15年34セーブ、16年37セーブ)を挙げている。また、ジョーンズは昨季、ロバートソンにつなぐセットアッパーとして71試合に登板し、リーグ最多タイの28ホールドをマーク。防御率2.29、WHIP(1イニングあたりの四球+安打)0.89と安定感が光った。
米国代表は野手に以下のような豪華メンバーをメンバーを揃えた。
■豪華な野手陣に加えてブルペンも強固に
◯捕手
ジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ)
バスター・ポージー(ジャイアンツ)
◯内野手
ノーラン・アレナド(ロッキーズ)
ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)
ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)
エリック・ホズマー(ロイヤルズ)
イアン・キンズラー(タイガース)
ダニエル・マーフィー(ナショナルズ)
◯外野手
アダム・ジョーンズ(オリオールズ)
アンドリュー・マッカチェン(パイレーツ)
クリスティアン・イエリッチ(マーリンズ)
ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)
一方で、投手陣はクリス・アーチャー(レイズ)、マイケル・ギブンズ(オリオールズ)、ルーク・グレガーソン(アストロズ)、アンドリュー・ミラー(インディアンス)、マーカス・ストローマン(ブルージェイズ)と野手陣に比べると手薄。ギブンズ、グレガーソン、ミラーが形成するブルペンに、マギー、ジョーンズ、ロバートソンの3人が加われば強固になることは間違いない。
あとは、マックス・シャーザー(ナショナルズ)の辞退で一気に苦しくなった先発投手に誰を加えられるかが、初制覇への鍵となりそうだ。