「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)が対戦し、第1セットはフェデラー…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)が対戦し、第1セットはフェデラーが6-4で先取した。

 両者の過去の対戦成績は、ナダルから23勝11敗。グランドスラムでは9勝2敗、決勝での対戦は6勝2敗で、いずれもナダルがリードしている。全豪決勝では2009年に対戦しており、ナダルが7-5 3-6 7-6(3) 3-6 6-2で勝っていた。

 全豪オープンに4年連続12回目の出場となる30歳のナダルは、これまでに3度決勝進出(2009年、12年、14年)を果たして2009年にタイトルを獲得。昨年は1回戦で、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に6-7(6) 6-4 6-3 6-7(4) 2-6で敗れていた。ナダルはグランドスラムで14度の優勝を飾っているが、決勝を戦うは前人未到の9回目の優勝を果たした2014年の全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で11大会ぶりとなっている。

 故障による活動休止でランキングを落としていたフェデラーは、今大会に第17シードで出場。全豪には18年連続出場で、これまでに4度の優勝(2004年、06~07年、10年)を飾っている。昨年は準決勝で、大会覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 2-6 6-3 3-6で敗れていた。男子で史上最多のグランドスラム17勝を挙げている35歳のフェデラーは、2012年ウィンブルドン以来の記録更新を目指している。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)