2011年1月、ある写真がFCバルセロナ史上最高の1枚となった。ラ・マシア出身の3選手が、FIFAバロンドールの上位3位…
2011年1月、ある写真がFCバルセロナ史上最高の1枚となった。ラ・マシア出身の3選手が、FIFAバロンドールの上位3位を占めた。チャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、レオ・メッシの3選手だ。
バルサ監督クーマンは来季も続投へ 若手とベテランの融合で立て直しに成功
1枚の写真がクラブにとってこれほど大きな意味を持つことはなかった。その頃、ジョアン・ラポルタはクラブの会長ではなくなっていた。その数ヶ月前に退任したばかりの彼は、プライベートでその写真を楽しむこととなった。彼は、それを子供の卒業式を迎える父親のように、誇りに思っただろう。
会長に返り咲いたラポルタに、あのような写真をもう一度見せろと言う人はいないだろう。今後数年間で、バルサの3選手がバロンドールの上位3名を占めることは不可能に近い。しかし、ラ・マシアが再びトップチームの選手の主要な供給源となることは今クラブが目指すべきものだ。
ヨハン・クライフは著書『Football: My Philosophy』の中で、「アカデミーの選手を信用していない監督は、良い選手を連れてくることもできず、自分の失敗を認めていることになる」と述べている。
基礎はできている。監督ロナルド・クーマンは、若い選手に賭けることに関しては、揺るがないことを示している(リキ・プッチの場合は、もっと出場時間を増やすべきだと考える人が多いだろう)。
他の監督とは異なり、クーマンはメンバーを埋めるためだけにユース選手を使うことはない。あとは、クラブが本当にそれを信じてくれるかどうかだ。オスカル・ミンゲサ、イライシュ・モリバ、リキ・プッチ、コンラッド・デ・ラ・フエンテ、アレックス・コリャードらは自らドアをノックする訳ではなく、オランダ人監督の“目”によってここにいる。