「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)のミックスダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたアビゲイル・スピアーズ(アメリカ)/フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)が第2シー…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)のミックスダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたアビゲイル・スピアーズ(アメリカ)/フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)が第2シードのサーニャ・ミルザ(インド)/イバン・ドディグ(クロアチア)を6-2 6-4で破り、ともにグランドスラムでの初優勝を果たした。試合時間は1時間3分。

 スピアーズ/カバルは1回戦で第7シードのルーシー・ラデッカ/ラデク・ステパネク(ともにチェコ)を6-4 7-6(4)で倒すと、2回戦でイリナ カメリア・ベグ/オリア・テカウ(ともにルーマニア)を6-4 6-3で、準々決勝でミヒャエラ・クライチェク(オランダ)/レイブン・クラーセン(南アフリカ)を6-4 6-3で、準決勝ではエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)/クリス・グッチオーネ(オーストラリア)を7-6(1) 6-2で下して勝ち上がっており、全試合ストレート勝利で大会を制した。

 今シーズン限りでの引退を表明している35歳のスピアーズは、グランドスラムではサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)とのペアで出場した2013年と14年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)のミックスダブルスでの準優勝がこれまでの最高成績だった。14年の決勝ではミルザとブルーノ・ソアレス(ブラジル)のペアに1-6 6-2 [9-11]で敗れていた。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)