イライシュ・モリバの契約延長交渉が、決して一筋縄ではいかなかったことを覚えている人もいるだろう。多くのクラブが彼を欲しが…
イライシュ・モリバの契約延長交渉が、決して一筋縄ではいかなかったことを覚えている人もいるだろう。多くのクラブが彼を欲しがっていたし、FCバルセロナは対応が遅かった。現在は、バルサのトップチーム活躍している同選手の父ママディ・クルマが逸話を語ってくれた。
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「バルサとの交渉は進んでいなかった。我々はチキ・ベギリスタイン(マンチェスター・シティのスポーツディレクター)と会い、彼のプロジェクトについて説明を受けた。私たちが気に入ったのは、彼らが多くのことを賭けていたことだ。その数週間後、私たちはマンチェスターに行くためのチケットを手に入れ、契約書にサインをした」
「だが、行くことになった当日の朝にキャンセルした。イライシュには、次の世代のバルサのお手本、参考になってもらいたいと思った。彼の友達は多く去ったよ。もし彼が残留したら、それはバルサがカンテラーノに賭けたという証拠だ。そして、なんとかどちらも得になるの合意を得ることができた」と父親は当時を明かした。
交渉期間中、バルサの関係者は、彼が残るという選択肢はないと考える瞬間が何度もあった。ママディは、この状況を改善するために何をしたのかを語った。
「交渉のために席に座った日から、私は息子にバルサに残ってほしいと言っていた。ある日、私は立ち上がり、ラ・マシアに向かった。私は彼らに、“私はバルサを愛している。だから、イライシュが残るように努力してほしい。私たちは去りたくない”と言ったよ。外の方がよっぽど稼げるからね。ラ・マシアのコーチたちが彼を欲しがっていることは知っていたし、我々も残りたいと思っていた。難しい状況だったよ」
交渉の中で、イライシュに大きく賭けた2人の人物がいた。
「アビダルとバケーロは、私の息子が残留する鍵だった。彼らは、私たちが退団しないように応援してくれたし、イライシュがクラブにいるべきだと他の人を納得させてくれた」
マンチェスター・シティに加えて、ユヴェントスやチェルシー、ボルシア・ドルトムントもこの選手に興味を示していた。数年後の今、RBライプツィヒをはじめとするブンデスリーガのいくつかのクラブがその仲間入りをした。
移籍を希望する者もクラブにいたが、当時のスポーツディレクターだったアビダルはこれを拒否した。イライクスが力を発揮してファーストチームに到達できたことは彼の功労に値する。