明治安田生命レディス第2日 女子ゴルフの明治安田生命レディス第2日が13日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われた。首位と3打差の10位で出た渋野日向子(サントリー)はバーディーなし4ボギーの76で回り、通算2オーバーの38位…
明治安田生命レディス第2日
女子ゴルフの明治安田生命レディス第2日が13日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われた。首位と3打差の10位で出た渋野日向子(サントリー)はバーディーなし4ボギーの76で回り、通算2オーバーの38位で予選通過。今後は6月まで米ツアーに出場する可能性もあることを明かした。稲見萌寧(都築電気)が10アンダーで単独首位。
渋野は伸ばせなかった。6番パー4では第2打でグリーンを外し、10メートルのアプローチがピンまで1メートル半へ。パーパットを決め切れずボギーとすると、9番パー4でも20ヤードを残した第3打のアプローチが寄らず。5メートルのパーパットを外してボギーをたたいた。
14番でも1メートル、16番で1メートル半のパーパットを決め切れずボギー。17、18番は3メートルのチャンスにつけたが、バーディーを奪えなかった。ラウンド後はこう振り返った。
「段々と風の強さを感じて、スコアが悪くなる状態でどうしても力んでしまった。低い球を打ちたいがためにスイングが崩れてしまった。どうしても昨日よりは風が強かった分、力んでしまいましたね。ただでさえ自分のリズムが悪かったので。ムカつくというか悔しいというか、(バーディーを)1個だけは獲りたいと話していて、17、18番は根性でつけたのにっていう感じです」
4月海外メジャー初戦へ渡米、帰国は「日本の隔離制度を見ながら対応していく」
3月末まで国内で2試合に出場し、海外メジャー初戦・ANAインスピレーション(4月1~4日)に向けて渡米する。その後は推薦などで出られる米ツアーを転戦する方針だが、コロナ禍による帰国後の隔離期間など日々状況が変化するため「何か月いてもいいような準備で行く予定。日本の隔離制度を見ながら対応していきます」と臨機応変な姿勢を見せた。
場合によっては、19年5月に制した国内メジャー・ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(5月6~9日)も出場できない。帰国せずに6月1週目の全米女子オープンに向かう可能性もあるという。
5つの海外メジャー完全制覇の夢を叶えるため、しっかり自信をつけて渡米したいところ。「オフにやってきたスイング改造を最後までやり続ける。アメリカで去年よりも良い位置でいられたら」。今週はプロ転向後初めて予選通過を果たし、6位に入った大会。渡米までの3試合でさらに腕を磨く。(THE ANSWER編集部)