ユージェニー・ブシャール(カナダ)がアメリカのスポーツブランド、ニューバ…

ユージェニー・ブシャール(カナダ)がアメリカのスポーツブランド、ニューバランスと契約を結んだ。彼女は過去10ヶ月間どことも契約していなかったが、新パートナーとの契約を決めた理由がちょっと変わっている。他の選手が着ていたニューバランスのウェアが「可愛い」からだというのだ。米経済誌のForbesが彼女のインタビューを伝えている。【実際の投稿】ニューバランスがブシャールとの契約を発表

「この数年、ソラナ・シルステア(ルーマニア)やヘザー・ワトソン(イギリス)が着ているウェアが可愛いなあと思っていたの。可愛いし、あまり大勢が着ていないのもいいのよ」

彼女の以前のスポンサーはナイキで、同社とは多くのトップ選手が契約している。それに比べるとニューバランスと契約している選手は少ない。これもブシャールにとってはポイントだったようだ。

「ニューバランスが多くの選手と契約しないところが気に入ったの。対戦相手が同じウェアを着てるのは嫌だから。二人の選手が同じウェアを着て試合をしてるとすごく変な感じで、友達からもどうなってるのかって聞かれるの」

人とは違うものを着たいブシャールだが、そのこだわりはテニスにもいい効果をもたらすという。

「私だけのデザインのウェアが着たいの。他の人と重なるのはもう嫌。持論なんだけど、その日のスタイルがキマると、プレーも良くなるのよ。カッコいいものを着てると、自信が持てるの」

ブシャールは自身のウェアについてニューバランスのデザインチームと話し合っており、今後はクラシックなスタイルのドレスにモダンな要素を加えたウェアを身に着けたいと考えているという。

ブシャールは長らくナイキと契約していたが、2020年3月に契約が終了していた。2009年にプロに転向した彼女は、2014年にキャリアハイの5位を記録。同年の「全豪オープン」と「全仏オープン」でベスト4、「ウィンブルドン」で準優勝と活躍したが、近年は低迷し、ランキングは現在144位まで落ち込んでいる。50位以下でこのようなスポンサー契約を得るのは難しいが、彼女のInstagramのフォロワーは210万人を超えることがスポンサーの興味を惹きつけたようだ。

本人もSNSの効果を理解している。「SNSは私の人生の一部じゃない、なんて言えない。世間の目にさらされていることは理解してる。どのスポンサーも初めに聞いてくるのは私のフォロワーの数だし、私自身も投稿する時はいつもそのことを考えてる。SNSはすごい媒体だと思うわ。ファンと直接繋がれるし、私のコート以外での姿を見てもらえるんだから」

ブシャール以外にニューバランスと契約しているテニス選手には、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ココ・ガウフ(アメリカ)、ダニエル・コリンズ(アメリカ)らがいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「ロジャーズ・カップ」でのブシャール

(Photo by Gerry Angus/Icon Sportswire via Getty Images)