「WTA1000 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/3月7日~3月13…
「WTA1000 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/3月7日~3月13日/ハードコート)2回戦、世界ランキング40位で16歳のココ・ガウフ(アメリカ)と世界20位で21歳のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)の対戦は、ガウフに軍配が上がった。ガウフは3-6、6-0、6-4とフルセットの末に逆転勝利。これで7試合続けてフルセットの試合となり、その間6勝1敗。それについてガウフは「もちろん2セットで勝つのが理想よ。でも勝ちは勝ち、3セット戦わなければ勝てないなら、喜んで3セット戦うわ」と語った。【実際の動画】ガウフの強烈スマッシュが炸裂
だがこの試合が注目を集めたのはフルセットだったからではなく、二人が感情的になり激しい試合を繰り広げたからだ。米テニスメディアBaselineなど複数メディアが報じている。
第1セットを3-6で落とした後、第2セットを6-0で取り返したガウフは、最終セットの第1ゲームで、ボンドルソバがサーブのためトスしたボールをラケットでキャッチしたことで主審に抗議。ボールにラケットを当てたのだから、やり直しではなくフォールトを取るべきだというのがその理由だ。
審判は却下したが、ボンドルソバはガウフに腹を立てた様子で、「あなたも同じことをするじゃない」と反論。サーブは打ち直しになり、ボンドルソバはその後2ポイント連取したが、ポイントを取るたびに大きな声をあげた。
二人はかなり感情的になった様子で、その後はどちらもポイントを取るたび大声で叫んでいたが、ゲームカウント1-1になったところで試合はさらに激化。ボンドルソバがネットの方へ出てきた時に、ガウフはその足元に低いボールを返した。ボンドルソバがそれを力ないハーフボレーで返すと、ガウフはその簡単なチャンスボールをボンドルソバのすぐそばに思いきり打ったのだ。
その打球はボンドルソバに当たりこそしなかったが、かなり怖い球であったことは確かだ。互いに熱いプレーを披露し、叫び声をあげ合った試合後にガウフは言った。「私の性格ね、炎には炎で戦うわ。彼女が2ポイントを奪ったシーンで叫び声をあげていたけど、私も大きな声を出すのは好きだから叫び返したの」
3月13日に17歳の誕生日を迎えるガウフ。その日は決勝が予定されている日でもあるので、それが大きなモチベーションになっているという。「もちろん決勝に進出してお祝いしたいわ。それが誕生日の願い事ね。誕生日の神様というのがいるのかどうかわからないけど、誕生日に決勝で戦いたい」
続く3回戦ではストレート勝利を収めたガウフ。大会5日目で準決勝進出をかけてジル・タイヒマン(スイス)と対戦したが、3-6、3-6でストレートで敗れた。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年アメリカ・デルレイビーチでのガウフ
(Photo by Mark Brown/Getty Images)