バルセロナの敗退で決着したチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のパリ・サンジェルマン(PSG)戦だが、あるシーンが…

バルセロナの敗退で決着したチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のパリ・サンジェルマン(PSG)戦だが、あるシーンが物議を醸しているようだ。

10日に行われたPSGvsバルセロナの2ndレグ。ホームでの1stレグを1-4で落としていたバルセロナは、逆転突破に一縷の望みを持って挑んだが、結果は1-1で、合計スコア2-5で敗退を喫した。

この試合で勝敗を左右したと言っても過言ではないのが、前半アディショナルタイムのバルセロナのPKシーンだ。ここで決めれば2点差に詰め寄り、後半に向けて勢いが付けられるチャンスだったが、FWリオネル・メッシのキックはGKケイロル・ナバスに止められてしまった。

議論の的となっているのは他でもないこのシーン。メッシがボールを蹴る直前に、PSGのMFマルコ・ヴェッラッティがペナルティアークに侵入していたことが判明した。

本来であれば、蹴り直しとなるところだが、主審も含めバルセロナの選手は誰も気づいていなかったのか、特に蹴り直しを主張する者はいなかった。

『BTスポーツ』で解説を務めたジョー・コール氏は「VARがあるのに、どうして彼があそこにいることを認知できなかったのだろうか。大事な瞬間に、なぜあんな悪い決断をしてしまったのか私には理解できないね」と批判している。