FCバルセロナは、欧州チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のパリ・サンジェルマン(PSG)戦2ndレグで相手を圧倒…
FCバルセロナは、欧州チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のパリ・サンジェルマン(PSG)戦2ndレグで相手を圧倒している。実際に、90分間を通して相手を凌ぐパフォーマンスを披露しており、勝利し、トータルスコアでPSGを上回ってもおかしくはない内容だったが、決定力が足りず、最終的にPSGが次のラウンドに駒を進めている。
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監督ロナルド・クーマン率いるバルサは、傑出したパフォーマンスを前半披露している。バルサは、プレー強度が高く、強い覚悟を示し、コンスタントにGKケイロル・ナバスが守る相手ゴールに迫っている。
ウスマン・デンベレが開始早々から活躍を見せ、相手ゴールに3度迫っているが、ゴールネットを揺らすことができていない。一方のPSGは、キリアン・エムバペが最もバルサの脅威となっており、クレマン・ラングレがマウロ・イカルディを倒して献上したPKからゴールを決めている。
これに対して、バルサは、レオ・メッシの強烈なシュートで同点ゴールを奪っている。しかし、前半終了間際にアントワーヌ・グリーズマンがレイヴィン・クルザワに倒されて獲得したPKは、相手GKナバスに阻止されている。
下記、PSG戦でのバルサの選手達の採点&寸評
■GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(6点)
『静観』
試合は、相手のゴール前で展開されたのに加え、バルサのディフェンスラインが前半は非常に安定していたため、ほとんど出番はなく、関わったプレーでもそれほど労力が必要とはされていない。エムバペのPKにはなす術なかったと言える。
■DF
セルジーニョ・デスト(7点)
『果敢』
ウインガーのポジションで起用され、そこから攻撃に深さをもたらし、コンスタントに貢献している。スピードに優れ、果敢にプレーし、PSGのディフェンスラインを押し下げ、可能な限りチームのためにハードワークしている。ナバスに指先でゴールを阻止されている。最終的にクーマンによってフランシスコ・トリンカオと交代をさせられている。
オスカル・ミンゲサ(7点)
『チャレンジ』
ディフェンスラインに配置され、デストが攻撃的なプレーをしたのに加え、エムバペがサイドに張って果敢に仕掛けてくるため、守備的な役割を多く担っている。その中でイエローカードを受けている。なお、フレンキー・デ・ヨングとディフェンスラインでうまく機能しており、攻撃参加した際には、ヘディングでの惜しい場面も作っている。監督クーマンに前半残り10分のところで交代を命じられている。
フレンキー・デ・ヨング(7点)
『責任感』
3バックの真ん中で起用され、ジェラール・ピケのように振る舞っている。チームが攻撃においてうまく機能していることを見守りながら、テア・シュテーゲンが守るゴールを守るために適切なポジションを保っている。
クレマン・ラングレ(5点)
『パラノーマル』
不器用さ、判断ミス、その他の要因によるものなのかはわからないが、ラングレとPKの間に存在する問題は、イケル・ヒメネス(TVジャーナリスト)にしか解き明かすことができないだろう。マウロ・イカルディを踏みつけたことでVARによりPKをPSGに献上している。そして、イエローカードももらっている。
ジョルディ・アルバ(6点)
『警戒』
左サイドでは、ウスマン・デンベレが躍動して、席巻していたため、いつもよりも控えめなパフォーマンスを披露しており、必要な時以外は攻撃参加を控えている。後半は、スコア的にゴールが必要だったため、より多く高い位置でプレーしている。
■MF
セルヒオ・ブスケツ(7点)
『配給役』
非常に優れたパフォーマンスを披露している。パスカット、ボール奪取、パス配給と新境地を開拓しており、ピッチ中央でマスターとなっている。ヘディングシュートでPSGゴールにも迫っている。
ペドリ(7点)
『執拗』
試合のリズムを掴むのに若干の時間は要したものの、徐々にリズムを掴み、バルサの攻撃を牽引する1人となっている。成長の大きな助けになる試合だったと言える。
■FW
レオ・メッシ(8点)
『強烈なシュートでのゴール』
アウェイゴールを奪うためにチームメイトと連携を取ることに辟易し、強烈なシュートで自らゴールネットを揺らしている。PKは、相手GKナバスに阻止されている。
ウスマン・デンベレ(7点)
『ランウェイ』
立ち上がりから特別なモチベーションを披露し、自らのプレーでそれを表現している。ボールに触れるたびに、PSGディフェンスは、脅威を感じていたに違いない。2本のファーサイドへのシュートを放つも、相手GKナバスにセーブされている。残念ながら、ゴールという結果は残せていない。
アントワーヌ・グリーズマン(6点)
『サポート』
どこか下降気味のポジションをプレーし、ディフェンス面でチームを助けている。チームメイトのためにハードワークし、輝くだけでなく、黒子役の仕事もしている。攻撃では、シンプルにプレーし、バルサの攻撃にスピードをもたらしている。前半終了間際にPKを獲得したが、メッシが外している。
■途中出場
ジュニオル・フィルポ(6点)
『ハードタックル』
ミンゲサと交代出場直後に、観るものにとっても痛い激しいタックルを披露している。
フランシスコ・トリンカオ(6点)
『正確』
デストと交代し、バルサの攻撃をより活性化している。プレー全てに成功していたといえるが、時間の経過とともにその存在感が薄くなっている。夢にみたゴールを決めることはできていない。
イライシュ・モリバ(6点)
『ビリーバー』
非常に難しい状況だったものの、モリバは諦めることなくプレーを続け、最初のボールタッチから相手GKにプレッシャーを与えている。
マルティン・ブライトバイテ(6点)
『犠牲』
残り10分で投入され、PSGのタイトなディフェンスラインの欠陥を探し続けている。
ミラレム・ピャニッチ(6点)
『活性化』
全力でプレーしていたブスケツと交代して投入されている。ピッチ中央からPSGゴールに迫るためにバルサの攻撃を後押ししている。