「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、第2シードの上地結衣(エイベックス)が第1シードのイスケ・グリフィオン(オランダ)を6-7(2) 6-3 6-3で下して…
「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、第2シードの上地結衣(エイベックス)が第1シードのイスケ・グリフィオン(オランダ)を6-7(2) 6-3 6-3で下して初優勝を果たした。試合時間は2時間18分。
全豪オープンに4年連続5度の出場となった上地は、シングルスでは2度の準優勝(2014年、15年)がこれまでの最高成績だった。昨年は準決勝で、アニエク・ファンクォト(オランダ)に5-7 5-7で敗れていた。
この結果で上地は、グリフィオンとの対戦成績を14勝13敗と勝ち越した。昨年は5度対戦し、グリフィオンが3勝2敗でリードしていた。
上地のグランドスラムのシングルスでのタイトル獲得は、2014年の全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)と全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来で通算3度目となる。
車いすテニスは男女シングルス8ドロー、ダブルス4ドローで争われる。
昨年の大会は、男子シングルスでゴードン・リード(イギリス)がグランドスラム初タイトルを獲得、女子シングルスではグリフィオンが2連覇を果たした。ダブルスではニコラ・ペイファー(フランス)とのペアで出場したステファン・ウッデ(フランス)と、マジョレーン・バイス(オランダ)と組んだ上地がともに3連覇を達成した。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)