「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の車いすの部の男子シングルス決勝で、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)がニコラ・ペイファー(フランス)とのノーシード対決を3-6 6-2 …

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の車いすの部の男子シングルス決勝で、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)がニコラ・ペイファー(フランス)とのノーシード対決を3-6 6-2 6-0で制して初優勝を果たした。試合時間は1時間23分。

 全豪オープンに5年連続出場となった23歳のフェルナンデスは、2014年の準優勝がこれまでの最高成績だった。今大会では1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のベン・ウィークス(オーストラリア)を6-2 6-2で、準決勝では第2シードのステファン・ウッデ(フランス)を6-3 7-5で破って勝ち上がっていた。

 フェルナンデスのグランドスラムのシングルスでのタイトル獲得は、昨年の全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で2度目となる。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、ダブルス4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスでゴードン・リード(イギリス)がグランドスラム初タイトルを獲得、女子シングルスではイスケ・グリフィオン(オランダ)が2連覇を果たした。ダブルスではペイファーとのペアで出場したウッデと、マジョレーン・バイス(オランダ)と組んだ上地結衣(エイベックス)がともに3連覇を達成した。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)