世界中のテニスファンが待ち焦がれた元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)の復帰は目の前だ。「ATP250 ドーハ」(カ…

世界中のテニスファンが待ち焦がれた元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)の復帰は目の前だ。「ATP250 ドーハ」(カタール・ドーハ/3月8日~3月13日/ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場するフェデラーは、第2シードのため1回戦免除となり、現地で練習している。そんな復帰前のフェデラーのコメントを、テニス関連ニュースサイトTennis HeadとEssentially Sportsが報じた。【ドロー表】フェデラー帰還!「ATP250 ドーハ」優勝への道のりは?【動画】絶好調フェデラーの「神モード」

39歳のフェデラーは昨年の2月と7月の2度、右膝の手術を受けた。「最初の手術の後、目標は“ウィンブルドン”に間に合うよう復帰することだった。でも思うように回復しなかった。歩いたり自転車に乗ると、膝が腫れ上がった。最初は順調に回復していたから、何が起こったのかわからなかった」

「2度目の手術の後は落ち込んだよ。あらゆることに疑問を持った。“ウィンブルドン”は中止になり、パンデミックは深刻だった。目標は復帰することだったけど、ただ回復したかった。(2020年の)“全豪オープン”と“Match in Africa”で終わりにしたくはなかった」

「怪我がもっと何ヶ月も長引いたら、引退の話も出ていただろう。でも今は考えていないよ。今はただ、チームと共にここまで来ることができて幸せだ。リハビリは普通のことだ。ちゃんと治したいから、困難であってもその挑戦は好きだよ」

また過去に3度優勝しているドーハをカムバックの場所として選んだことについて、こう語った。「これまでにここでいいプレーをしているし、ここへ来るのを楽しんできた。屋外だし、気候も暖かい。“全豪オープン”は早過ぎた。ドーハはカムバックに完璧な場所だった」

ドーハの大会ディレクターであるカリム・アラーミ氏とは良好な関係にある。二人は2000年の「シドニー・オリンピック」準々決勝で対戦したのだ(7-6(2)、6-1でフェデラーの勝利)。当時アラーミ氏は27歳、フェデラーは19歳だった。

「大会ディレクターのアラーミ氏は古くからの友人だ。2000年の“シドニー・オリンピック”で対戦した。それもあって、ここは復帰するのにちょうどいいと思った」

多くの選手たちが慣れつつあるウイルス感染拡大防止のための「バブル」生活は、フェデラーにとっては初めてだ。「家族も連れてきたかったけど、バブル生活だからね。でもチームと一緒だから心強いよ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全豪オープン」でのフェデラー

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)