「ATP250 ドーハ」(カタール・ドーハ/3月8日~3月13日/ハード…

「ATP250 ドーハ」(カタール・ドーハ/3月8日~3月13日/ハードコート)で、約1年ぶりにツアーへ復帰するロジャー・フェデラー(スイス)。復帰に向けたインタビューをATP(男子プロテニス協会)が掲載しており、その中でフェデラーは「(今大会での)期待値はとても低いけど、僕自身やみんなを驚かせることができればいいなと思っている」と語った。【ドロー表】フェデラー帰還!「ATP250 ドーハ」優勝への道のりは?【実際の動画】フェデラーの最新の練習映像。膝の状態は?

フェデラーは昨年、「全豪オープン」のみに出場。その後2度にわたり膝の手術を受け、そのままシーズン終了となった。そしてリハビリやその後のトレーニングに懸命に励み、いよいよツアーに戻ってくる。

手術した膝について、「痛みはない」としつつも、約1年間ツアーを離脱していたため、まだプレー自体は100%には戻っていないという。

「今は試合がどうなるか見てみよう」「まだまだより強く、より良く、よりフィットして速く、そういったことを積み重ねる必要がある。"ウィンブルドン"までに100%の状態にして、そこから僕にとってのシーズンが始まることを願っているよ」

とはいえ自信も覗かせており、「自分でも驚くかもね。この3週間練習してきたんだ。上手くいって驚いたよ。でも試合は別物だ。今は一日一日を大切にするだけ。ツアーに戻ってこれて嬉しい」と言う。

この年齢で復帰して、いつまで現役を続けるかについては、「膝の状態が決めると思う」と語る。

「カムバックがどうなるか、結果がどうなるか、いつまで続けることができるかは、膝の状態が決めると思う」「40歳近くの選手が1年ぶりに復帰するのは珍しいことだと思っていたし、復帰までに時間がかかったことにも驚いたよ。でもチームとの話し合いで、ツアー復帰には焦らず時間をかけたいと決めたんだ。怪我や痛みがない状態で、ツアーを楽しむことが大事なんだ」

「この大会の結果がどうなっても、また試合が出来るのだからコートに出られるのは幸せなことだ」「(今大会での)期待値はとても低いけど、僕自身や他の人たちを驚かせることができればいいなと思っている」

「みんなが僕に期待しているものさしは、優勝か準優勝、あるいはベスト4だけだと思うだろうし、そう思ってくれるのは嬉しいけど、正直に言うと、僕にとって期待値はまったく別のところにあるんだ」

フェデラーは今大会は第2シードのため、1回戦免除。ジェレミー・シャルディ(フランス)対ダニエル・エバンズ(イギリス)の勝者と2回戦で戦う。世界中のテニスファンから愛され続ける彼が、まずは痛みなくプレーできることを喜びたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全豪オープン」でのフェデラー

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)