1オン寸前の飛距離に仰天「とんでもないドライバー」 米男子ゴルフツアー、アーノルド・パーマー招待は6日(日本時間7日)、3日目が行われた。ブライソン・デシャンボー(米国)は4つスコアを伸ばし、通算10アンダーで2位に浮上。世界屈指の飛ばし屋…

1オン寸前の飛距離に仰天「とんでもないドライバー」

 米男子ゴルフツアー、アーノルド・パーマー招待は6日(日本時間7日)、3日目が行われた。ブライソン・デシャンボー(米国)は4つスコアを伸ばし、通算10アンダーで2位に浮上。世界屈指の飛ばし屋が6番のパー5で放った、湖を一気に越える飛距離370ヤードのドライバーショットをPGAツアーが動画付きで公開し驚愕を呼んでいたが、米メディアでも「スポーツに興味ない人でさえ驚くであろう」と特集されている。

 最強の飛ばし屋の異名は伊達じゃない。デシャンボーが6番パー5で魅せた。全長は531ヤードあるが、大きく湾曲。湖を反時計回りに半周する形状のホール。ティーグラウンドからグリーン方向は全面大きな湖で、通常はコースなりに刻む。だがデシャンボーは、果敢に1オンを狙った。

 湖へ向かって、デシャンボーはドライバーを全力で振り抜いた。放たれたボールはフォローの風にも乗って湖を越えていく。デシャンボーには確信があったのか、フィニッシュの瞬間、叫びながら両こぶしを掲げた。

 見事にハザードを越えると、グリーン右のラフまで到達。飛距離は370ヤードだった。パー5での1オンという偉業はならなかったが、飛ばし屋デシャンボーが魅せた凄まじい飛距離のショットに、スポーツ専門局「CBSスポーツ」も注目。「ブライソン・デシャンボーがベイ・ヒルで370ヤードの特大ドライブをかっ飛ばし、大興奮」と題した記事を展開している。

デシャンボーに拍手「週末のゴルフのハイライト映像を作った」

 見るものを魅了したデシャンボーのビッグドライブ。記事では「ブライソン・デシャンボーは、スポーツに興味のない人でさえ驚くであろう、とんでもないドライバーで、週末のゴルフのハイライト映像を作った」と驚きの一打にフォーカスしている。

 3日目で初めて挑んだ湖越えショット。「非凡なティーショットだった。デシャンボーが、いつか打とうと明らかに考えていたものだったが、今までそれを披露するコンディションに直面していなかった」と伝えている。

 デシャンボー以外に1オンに挑戦した選手はいなかったことに触れつつ、「しかしデシャンボーは土曜日そのショットを打ち、インパクトに自信があったようで、ボールが放物線を描く最中に、腕を上げて喜んだ」と拍手を送っている。

 優勝争いを展開する最終日はどんなショットで驚かせてくれるだろうか。(THE ANSWER編集部)