サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにするこ…

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、マルセイユのフランス代表MFディミトリ・パイエがサンテチェンヌ時代に決めたハットトリックだ。

2007年夏にナントからサンテチェンヌに加入したパイエは、同クラブでブレイク。その後のリールやマルセイユ、ウェストハムなどでフランス屈指の名MFとして名を上げていった。

ブレイクのきっかけを掴んだサンテチェンヌでは、4シーズンで公式戦148試合に出場し、25ゴール32アシストを記録しているが、2010年8月28日に行われたリーグ・アン第4節のRCランス戦では、圧巻のパフォーマンスを見せている。

まずは開始早々の5分、ボックス右手前でパスを受けたパイエは、中央へのドリブルでマークを振り切ると左足でミドルシュート。カーブのかかった見事なシュートがゴール左下に決まり、先制点を挙げる。

続いて終盤に差し掛かった79分、左サイドからドリブルで中央に切り込んだパイエは、ペナルティーアークまで侵入すると、今度は右足でミドルシュート。鋭いグラウンダーのシュートは、ゴール左に決まった。

勢いに乗るパイエは85分、味方のクロスをボックス内左で受けると、中央へドリブルで切り込んでいく。密集地帯でシュートコースを作ったパイエは、再び右足でシュート。鋭いシュートをゴール左に決め、ハットトリックを達成してみせた。

試合はパイエの3得点の活躍で、サンテチェンヌが3-1で勝利している。