今年初戦ダイキンオーキッドレディス 女子ゴルフの今年初戦・ダイキンオーキッドレディスが4日、沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)で開幕した。大会関係者に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、3日の練習ラウンドが中止に。異例の調整が強い…

今年初戦ダイキンオーキッドレディス

 女子ゴルフの今年初戦・ダイキンオーキッドレディスが4日、沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)で開幕した。大会関係者に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、3日の練習ラウンドが中止に。異例の調整が強いられた中、原英莉花(日本通運)は72で回り、イーブンパーで首位・西郷真央(大東建託)と8打差の38位と出遅れた。

 原は出だしの1番でいきなりバーディーを奪ったが、5番でボギー。後半も出だしの10番で1つ伸ばしながら、17番で落とした。「探り探りのラウンドだった。1番でバーディーが来てその流れで上手く行けるかなと思ったけど、なかなかバーディーが来なくて3パットでボギー。流れをつかめずに一日が終わってしまった。チャンスもあったけど、ものにすることができずに耐える流れになった」と振り返った。

 今大会は2日夜までに大会関係者に陽性者が出たため、3日の練習ラウンドが中止となった。終日ゴルフ場に立ち入り禁止となったが、選手や他の大会関係者に濃厚接触者がおらず、予定通り試合開催。各日1000人のギャラリーを入れる予定で、この日は2019年最終戦以来459日ぶりの有観客で868人が駆けつけた。

 原は久々のギャラリーに「朝のティーショットで名前をコールされて拍手があるのは凄く嬉しかったですし、応援団の方が旗を持ってくださっているんですけど、久しぶりに見られてよかった」と感謝。コース特有の高麗芝のグリーンだが、第2日へ「修正して気持ちよくバーディーパット、パーパットを打てるようにしたい」と巻き返しを図る。(THE ANSWER編集部)