サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。 『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はマンチェスター・シ…

サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。

『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングが決めたゴールだ。

リバプールで若くしてブレイクしたスターリングは、2015年夏にシティに加入。名将ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で、ワールドクラスのプレイヤーへと進化を続けている。

爆発的なスピードを武器に攻撃陣を牽引するスターリングだが、2016年8月28日に行われたプレミアリーグ第3節のウェストハム戦では、見事な連携からゴールを決めている。

開始間もない7分、MFダビド・シルバがドリブルで相手陣内に切り込んでいくと、相手ディフェンスラインを引き付けたタイミングでボックス左のスペースに走り込んだFWノリートにスルーパス。ボックス内でこのパスを受けたノリートが、ダイレクトで中央に折り返すと、フリーで後方から走り込んだスターリングがしっかりとシュートを合わせ、いきなりの先制点を奪った。

このゴールで主導権を握ったシティは、終始試合を優勢に進め、3-1で快勝している。