2021年の年始めに縁起良く、川崎駅近くに完成した巨大ミューラルアート「KAWASAKI MURAL ART PROJECT」の中心人物であるDRAGON76に独占インタビュー。KAWASAKI MURAL ARTの制作秘話をはじめ、活動範囲を海外に拡げたいと考えている若きアーティストたちへの言葉や、自身の転機、ニューヨークでの生活などに触れる。

DRAGON76

1976年滋賀県生まれ。ストリートアートを基本とし、情熱的で生命力溢れるタッチで、見る者の魂に触れるような作品を描く。そのスタイルは常に進化し、過去と未来や、静と動、正義と悪など、相反するものの共存をテーマに作品を生み出している。また、即興で繰り広げられるダイナミックなライブペインティングは、世界中からのオファーも絶えず、多くの観客を魅了する。 2015年に日本で開催された世界的なストリートアートフェス「POW! WOW! JAPAN」への参加をきっかけに、世界中のストリートアートシーンに名が広まり、アメリカ全土での様々なアートフェスから招待される。2016年からは拠点をニューヨークに移し活動中。2017年、世界的なアートバトルイベント「ART BATTLE」のNY大会にて2連覇を果たす。2018年、映画の本場ハリウッドのユニバーサル・ピクチャーズからの依頼で、映画「PACIFIC RIM2」のモーション広告と壁画を製作する。同年、ニューヨークのワールドトレードセンターからの依頼で壁画を製作する。2019年11月には、川崎市の本庁舎整備工事現場の仮囲い(南側)にミューラルアートを製作。

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