3月6日、京都府亀岡市・サンガスタジアム by KYOCERAにおいて「スポーツクライミング 第3回スピードジャパンカップ」(以下、「SJC2021」)が開催される。今回は出場予定選手の中から注目選手を紹介。大会の模様はJMSCA YouT…
3月6日、京都府亀岡市・サンガスタジアム by KYOCERAにおいて「スポーツクライミング 第3回スピードジャパンカップ」(以下、「SJC2021」)が開催される。
今回は出場予定選手の中から注目選手を紹介。
大会の模様はJMSCA YouTubeチャンネルでも配信予定となっている。放送を視聴して、選手たちを応援しよう。
スピードとは
池田雄大 photo by KAZUKI TAKANO
スピードはスポーツクライミングの3種目のうちのひとつ。高さ10メートル、または15メートルの壁にあらかじめ決められたホールドが設置されたコースをどれだけ速く登り切ることができるかを競う種目。
東京オリンピックでは、ボルダリング、リードを含めた3種目の順位によって成績が決定される複合(コンバインド)フォーマットで競技が行われるため、各選手競技ごとにバランスよく好成績を収める必要がある。
対してパリオリンピックでは、スピードが独立。ボルダリング、リードの複合との2種目で競技が行われる予定となっているため、スピードに特化した選手への注目が集まっている。
注目選手
楢崎智亜楢崎智亜 photo by tabasa
東京オリンピック日本代表・楢崎智亜はスピードにおいてもトップレベルの実力を持っている。2020年10月に岩手・盛岡で行われた「ジャパンツアー2020
第2戦」では日本記録となる「5.90」をマーク。今大会でも記録更新に期待がかかる。
竹田創 photo by tabasa
竹田創はユースA日本記録保持者。2019年8月にイタリア・アルコで行われた「世界ユース選手権 ユースA スピード決勝」において「6.44」を記録している。
野口啓代野口啓代 photo by tabasa
楢崎智亜と同じく、オリンピック日本代表に代表の野口啓代も優勝候補。スピード特化のクライマー・池田雄大のコーチによってスピード強化を図っており、今大会での優勝を目指す。
野中生萌野中生萌 / photo by tabasa
野中生萌は2019年11月に中国・広州で行われた「IFSCチャイナオープン2019」において、「8.404」を記録、当時の日本記録を更新している(現在は伊藤ふたばの「8.32」が日本記録)。
今大会での記録更新にも期待がかかる。
スピード日本記録
伊藤ふたば photo by KAZUKI TAKANO
*2020/11/11更新
男子 楢崎智亜 5.90
女子 伊藤ふたば 8.32
text by 金子修平
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