アルジェリアで前代未聞のシーンがあった。 舞台となったのは、2月27日に行われたアルジェリアのシュルムライドvsバトナの…

アルジェリアで前代未聞のシーンがあった。

舞台となったのは、2月27日に行われたアルジェリアのシュルムライドvsバトナのリザーブチームによる一戦だ。

自陣にGK1人を残しながら、総攻撃を仕掛けたシュルムライドだったが、ボールを奪われ、バトナがロングカウンターを仕掛ける。ドリブルで相手陣内まで独走すると、シュルムライドのGKがボックスを飛び出すものの、バトナの選手がしっかり見極めてシュート。ボールはゴールに向かって転がっていった。

しかし、GKが飛び出してきたはずのゴールマウスには、1人の少年が。ボールパーソンがピッチ内に侵入すると、ゴール手前でクリアするというまさかの行為に出た。

このプレーでボールパーソンを務めていた少年は退場。アルジェリア『DZFOOT』によると、バトナにはPKが与えられ、ゴールが記録されたようだが、試合はシュルムライドが2-1で勝利している。

このシーンはイタリア『スカイ・スポーツ』やスペイン『マルカ』、フランス『レキップ』でも取り上げられるなど、話題を呼んでいるが、『DZFOOT』によると、ボールパーソンを務めた少年は「チームを助けたかった」と語っているとのことだ。