オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(1月16~29日/ハードコート)の大会11日目に行われた…
オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(1月16~29日/ハードコート)の大会11日目に行われた男子シングルス準決勝で、第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第4シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を7-5 6-3 1-6 4-6 6-3のフルセットで下して決勝に進出した。試合時間は3時間4分。
フェデラーの全豪での決勝進出は7年ぶり6度目で、これまでに4度優勝している(2004、2006、2007、2010年)。また、グランドスラムでの決勝進出はこれが28度目で、優勝回数は最多記録の17度、そして最後の優勝は2012年のウィンブルドンだ。
第5セット2-3で第6ゲームはワウリンカのサービス。15-0としたあとバックハンドの2本のアンフォーストエラーを含む3ポイント連続の失点で15-40となり、さらにダブルフォールトをおかしてこのゲームを落とした。フェデラーにとって大きなアドバンテージとなる、そしてワウリンカにとっては致命傷となる大きなミスに、ロッド・レーバー・アリーナの超満員の観客たちは興奮を隠せなかった。
最後のゲームはフェデラーが落ち着いてサービスをキープして勝利をおさめた。
35歳のフェデラーは1974年に38歳で全米オープン決勝をプレーしたケン・ローズウォール(オーストラリア)に次いで年齢の高いグランドスラム決勝進出者となった。
「オーストラリアでここまで勝ち上がれるとは、まったく、決して夢にも思っていなかった。ところが僕は今ここにいる。本当に素晴らしいよ。本当に幸せだよ」とフェデラー。
昨年のフェデラーはウィンブルドン準決勝でミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に敗れて以降、膝の故障のため休養を強いられ、その後、完全回復を目指してシーズンを早めに切り上げた。そのため今年1月1週目のエキシビション「ホップマン・カップ」が6ヵ月ぶりの試合となり、このグランドスラムが本格復帰の場となっている。
もうひとつの準決勝、第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の試合は金曜日に行われる予定。ナダルはグランドスラム15度目の優勝を、ディミトロフはグランドスラム初優勝を目指している。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)