「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、昨年のウィンブルドン以来の公式戦復帰となるロジャー・フェデラー(スイス)が2014年の覇者で第4シードのスタン・ワウリ…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、昨年のウィンブルドン以来の公式戦復帰となるロジャー・フェデラー(スイス)が2014年の覇者で第4シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を7-5 6-3 1-6 4-6 6-3で下して7年ぶりの決勝進出を果たした。試合時間は3時間4分。

 故障による活動休止でランキングを落としていたフェデラーは、今大会に第17シードで出場。全豪オープンには18年連続出場で、これまでに4度の優勝(2004年、06~07年、10年)を飾っている。昨年は準決勝で、大会覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 2-6 6-3 3-6で敗れていた。

 この結果でフェデラーは、ワウリンカとの対戦成績を19勝3敗とした。前回の対戦は2015年11月のATPツアー最終戦(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)の準決勝で、フェデラーが7-5 6-3で勝っていた。ワウリンカが挙げた3勝はすべてクレーコートでのもので、ハードコートではフェデラーの14連勝となった。

 フェデラーは2012年のウィンブルドン以来となる18度目のグランドスラム制覇をかけて、第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)