マツダの米国法人、北米マツダは1月上旬、新型レーシングカー、マツダ「RT24-P」の正式カラーリングを初公開した。同車は2016年11月、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー2016でワールドプレミア。2017年シーズンの「IMSAウ…
マツダの米国法人、北米マツダは1月上旬、新型レーシングカー、マツダ「RT24-P」の正式カラーリングを初公開した。
同車は2016年11月、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー2016でワールドプレミア。2017年シーズンの「IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権」に参戦するために開発されたレーシングカーで、同レースのプロトタイプクラスに投入される。
車名のRT24-Pとは、マツダが北米でレーシングドライバーを育成する「ロード・トゥ・24」プログラムに由来。「P」はプロトタイプを指す。また「24」には、排気量2.0リットルの4気筒エンジンを積むという意味も込められた。
その2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、マツダ「MZ-2.0T」型と呼ばれ、AER(アドバンスド・エンジン・リサーチ)社と共同開発。レース専用のチューニングが施されており、最大出力はおよそ600hpを引き出す。RT24-Pの外観には、マツダが市販車に採用している「魂動」デザインを導入する。
今回、マツダRT24-Pの正式カラーリングが初公開。2台のうち、1台はソウルレッド、もう1台はマシーングレー。1月29‐30日、米国で開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦、「ロレックス24デイトナ」で実戦デビューを果たす。