「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がノーシードから勝ち上がってきたミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)を6-2 6…
「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がノーシードから勝ち上がってきたミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)を6-2 6-1で倒して決勝進出を果たした。試合時間は50分。
全豪オープンに6年連続17回目の出場となるセレナは、これまでに6度の優勝(2003年、05年、07年、09~10年、15年)を飾っている。昨年は決勝でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に4-6 6-3 4-6で敗れ、準優勝に終わっていた。今大会ではシュテフィ・グラフ(ドイツ)と並んでいるオープン化以降の最多記録を超える、グランドスラム23勝目を目指している。
両者の対戦は1998年ウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の2回戦以来で3度目だったが、セレナの3連勝となった。
セレナの7度目のタイトル獲得をかけた決勝は、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)との姉妹対決となった。第13シードのビーナスは準決勝で、ココ・バンダウェイ(アメリカ)を6-7(3) 6-2 6-3で下しての勝ち上がり。
34歳のルチッチ バローニは全豪には5年連続9度目の出場で、初出場だった1998年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。今大会では2回戦で第3シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-3 6-2で、準々決勝では昨年の全米準優勝者で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-4 3-6 6-4で破るなどして勝ち上がり、1999年ウィンブルドン以来18年ぶりのグランドスラム4強入りを果たしていた。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)