「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第13シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がノーシードから勝ち上がってきたココ・バンダウェイ(アメリカ)を6-7(3) 6-…
「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第13シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がノーシードから勝ち上がってきたココ・バンダウェイ(アメリカ)を6-7(3) 6-2 6-3で下して14年ぶりの決勝進出を果たした。試合時間は2時間25分。
全豪オープンに5年連続17回目の出場となる36歳のビーナスは、2003年の準優勝がここまでの最高成績。昨年は1回戦で、ジョハナ・コンタ(イギリス)に4-6 2-6で敗れていた。グランドスラムのシングルスで7度の優勝を誇る元世界1位のビーナスだが、決勝進出は2009年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来となる。
両者は昨年5月にローマ(WTAプレミア5/クレーコート)の1回戦で初対戦しており、ビーナスが6-4 6-3で勝っていた。
ビーナスは2008年のウィンブルドン以来となるグランドスラム制覇をかけて、第2シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と18年ぶりのグランドスラム4強入りを果たしたミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)の勝者と対戦する。
女子のベスト4で唯一の20代選手だった25歳のバンダウェイは、4回戦でディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-2 6-3で、準々決勝では全仏女王で第7シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-4 6-0で破るなどして初のグランドスラム4強入りを果たしていた。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)